ウィーン最大級のスパ施設「テルメ・ウィーン (Therme Wien)」は、観光の合間に本格的なサウナや温水プールでリフレッシュできる人気スポットです。「テルメウィーン」と表記される場合もあります。
地元の人から旅行者まで多くの人に親しまれており、ウィーン旅行に“癒し”を取り入れたい方にぴったり。
とはいえ、
- 「何を持っていけばいいかわからない」
- 「ウィーンの市内からどうやって行くのかを知りたい」
- 「予約は必要なのか、料金はいくらかかるのか知りたい」
- 「サウナの注意点やマナーを理解しておきたい」
といった疑問を抱えている方も多いのではないでしょうか?
この記事では、テルメ・ウィーンの基本情報、アクセス、持ち物や実際に行ってみた感想などを詳しくご紹介します。
スムーズにウィーン旅行を楽しむために、ぜひ最後までご覧ください!
結論:「テルメ・ウィーン」訪問前に押さえておきたい3つのポイント
① 予約はしなくてもOK
「テルメ・ウィーン」は公式サイトからの予約が可能です。筆者は予約をしようと思ったのですが、「国籍」の選択肢に「Japan」が見当たらなかったため諦めました。平日の朝訪れましたが特に予約をしていなくてもスムーズに入場できました。心配な方はオープン直後の時間を狙うのがおすすめです。
② アクセス:地下鉄(U1)「Oberlaa」駅からすぐ
地下鉄(U1)「Oberlaa」駅を出てすぐに「テルメ・ウィーン」があります。画像付きでの行き方は記事の後半で解説します。ウィーンの中心部から地下鉄(U1)で向かう場合は、電車の行き先が「Oberlaa」になっていることを確認することをおすすめします。筆者は途中の駅で止まる電車に乗ってしまい、危うく車庫に閉じ込められるところでした。
ウィーンの交通機関(地下鉄・トラム・バス)の仕組みについてはこちらの記事で解説しています。

③ 持ち物:ビーチサンダル・水着・バスタオルは持参推奨
「ビーチサンダル」「バスタオル」「水着」の3点は持参することをおすすめします。水着着用エリア(外)は石が転がっていたり、地面が暑くなっていたりするため特にビーチサンダルは必須だと感じました。バスタオル・バスローブはレンタルも可能ですが、荷物に余裕がある場合は日本から持参すると節約になります。
テルメ・ウィーン (Therme Wien) の基本情報
施設概要
「テルメ・ウィーン (Therme Wien)」は、ウィーン市内から電車でアクセス可能な都市型スパです。公式サイトによると、館内は「流れ(小川)」をイメージした構成になっており、いくつかのエリアに分かれています。
館内には温水プール、ジャグジー、リラクゼーションエリア、レストラン、屋外スペースなどがあり、子どもから大人まで楽しめる総合スパ施設です。
サウナエリアは男性用・女性用・混浴の3つに分かれており、フィンランドサウナやバイオサウナ、スチームバスなど複数のサウナ室、水風呂、休憩エリアが充実しているため、リラクゼーション目的で訪れる旅行者にも人気があります。
スパとサウナはゾーンが分かれているため、スパだけの利用も可能です。ただし、サウナゾーンのみを単独で利用することはできず、スパへの入場とセットになっている点は覚えておきたいポイントです。
利用料金やゾーンの詳細は、後述のセクションで解説しています。
場所
住所はKurbadstraße 14, 1100 Vienna。地下鉄U1線の終点「Oberlaa」駅からすぐの場所にあります。
営業時間
| 曜日・日付 | 営業時間 |
|---|---|
| 月曜日〜日曜日・祝日 | 9:00~22:00(入浴終了21:40) |
| 12/24 | 休業 |
| 12/31 | 9:00~14:00(最終入場11:00) |
※上記はスパの営業時間です。年末年始は変更になるため、訪問前に公式サイトの営業時間ページで確認しておくと安心です。
利用時間・利用料金
以下は、2026年9月1日から改定された現地窓口の価格です。
| 利用時間 | 利用料金 |
|---|---|
| 3時間まで (ロッカー利用) | 31.00ユーロ |
| 3時間まで (キャビン利用) | 35.00ユーロ |
| 1日チケット (ロッカー利用) | 40.00ユーロ |
| 1日チケット (キャビン利用) | 44.00ユーロ |
※上記は大人の料金です。
※サウナ利用の場合は別途15.00ユーロが追加でかかります。サウナゾーンのみの単独入場はできないため、スパの利用とあわせて考える必要があります。
※3時間を超えて利用する場合、6時間までは1分ごとに追加料金(大人5セント)がかかります。
季節によって料金やキャンペーン内容が変わる場合もありますので、詳しくは公式サイト(現地価格)や公式サイト(オンラインチケット)をご確認ください。
月曜日は大人一人につき、3〜7歳のお子様一人が無料になります(夏休み期間中も適用)。ただし、ウィーンのそのほかの学校休暇や祝日は対象外ですので事前にご確認ください。なお、2歳以下のお子様はいつでも無料で入場できます。
テルメ・ウィーンへの行き方
ここからはU1 Oberlaa駅からのテルメ・ウィーンへの行き方を画像付きで説明します。前述の通り、U1に乗車する際は行き先表示が「Oberlaa」になっているかを確認しておくのがおすすめです。
電車を降りたら”Kurpark Oberlaa”の出口を目指してください。
階段を登っても、奥のエレベーターを使用しても大丈夫です。

駅の出口に着いたら引き続き”Kurpark Oberlaa”の表示に従って矢印の方向に進んでいきます。

こちらの連絡通路を道なりに進んでいきます。

渡っている途中でテルメ・ウィーンの入り口が見えてきます。

連絡通路を渡り終えたら真正面にあるエントランスから中に入りましょう。

入店から精算までの流れ
受付・リストバンドの受け取り
エントランスから中に入ったらまず受付をする必要があります。
受付の列は次の3種類に分かれております。
大体の方は予約なしのチェックインになると思いますので該当する列に並びます。
- オンラインチケット + セルフチェックイン (ロッカー)
- 予約なしのチェックイン
- オンラインチケット + セルフチェックイン (キャビン)
1枚目の写真はエントランスから入った時の視点です。
少し手前に2枚の写真のような看板がありますので、予約なしチェックインのレーンから並びましょう。


自分の順番が回ってきたら伝えることは以下の2点です。
- 利用時間
- ロッカー or キャビン
その後、リストバンドを受け取ることができます。
※この時点ではまだお支払いは発生しません
着替え
リストバンドを受け取ったら更衣室に進んでいきます。
“Garderoden”という表示がある階段を降りていき、右奥の方に進んでください。

もらえるリストバンドは以下のような感じで、特に番号が記載されていません。
なので空いているロッカーを自由に選んでいただく方式になります。
ただし、一度ロッカーを選んでしまうと変更ができないのでよく考えた上で決定してください。

ロッカーの開閉方法は、ロッカーについているボタンみたいなものを、リストバンドをかざしながら押し込みます。

リストバンドに番号が記載されていないので、忘れてしまったらどうするの?
と疑問に思う方もいらっしゃるかもしれません。
そんな時はロッカーエリアに設置されている写真のような端末に、自分のリストバンドをかざすと、ロッカー番号を見ることができます。


プールエリア
更衣室を抜けて階段を上がるとプールエリアに出ることができます。
屋内プール、屋外プール、キッズ用プールや休憩スペースなど様々あります。
参考までに館内マップを貼っておきますが、ドイツ語の記載になっているため少しわかりにくいです。

サウナエリア
プールエリアの端の方にサウナエリアへと続く階段があります。

階段を上がるとサウナエリアに入場することができるゲートがあります。
こちらの端末にリストバンドをかざして中に入ることが可能です。
ゲートを通って、中の方に進んでいきましょう。

水着着用禁止の表示がありますが、水着のままサウナエリアの中へ進んでいってしまっても問題ありませんでした。
サウナエリアの中に入ってから水着を脱いでいる方が大半でした。
サウナやサウナエリアのプールを利用する際は、水着を脱いで利用するのがルールとなっています。
なお、水着を着たまま楽しみたい方には、テルメンランドシャフト1にある「ラコニウム」というエリアが公式サイトで案内されています。サウナは苦手だけど温まりたい、という方はこちらも選択肢になりそうです。
公式サイトのFAQでは「サウナゾーンの利用は15歳以上」と記載されている一方、サウナ利用ルールのページでは「14歳以上」という表記も見られ、公式サイト内で情報が分かれています。お子様連れで利用を検討している場合は、事前に電話やメールで問い合わせておくと安心です。
精算
帰りは更衣室を出て受付の場所に戻って精算をすることになります。
右側がセルフチェックアウト、左側が有人チェックアウトとなっています。
クレジットカードの場合はセルフチェックアウトがおすすめです。
セルフチェックアウトの機械が4台くらい並んでいますので、こちらで精算を行っていきます。

セルフチェックアウトの清算手順です。
- リストバンドを機械にかざす
- 支払い方法 (クレジットカード)を選択
- クレジットカードをかざす


精算が終わってレシートを受け取ったら退場ゲートに向かいましょう。
こちらでリストバンドを返却してゲートを通ることになります。
リストバンドの入れ方が若干難しいですが、下の方にやり方が記載されています。

持ち物
ビーチサンダル
屋内・屋外問わず館内では常に履いて移動をすることになります。
特に屋外で裸足は足が痛くなってしまうので、持っていくことをおすすめします。
水着
サウナエリアだけを利用したい場合でも、一度プールエリアを通る必要があるため必須です。
バスタオル
プール利用・サウナ利用を問わず持っていくことをお勧めします。
特にサウナエリアの場合は自分の体がスッポリ入るくらいの大判バスタオルを持っていきましょう。
ドイツのサウナに入る際は、バスタオルを下に敷いてその上に座ったり寝そべったりします。
筆者は90 × 190cmの大判バスタオルを1枚持っていきました。
かなり余裕のある大きさだったので、寝そべったりすることができ快適でした。
現地ではタオルレンタル(9.50ユーロ〜)やバスローブレンタル(11.00ユーロ〜)も用意されていますが、持参すると当日の出費を抑えられます。
水筒
館内にはいくつか給水所がありますので水筒やペットボトルを持っていくと便利です。
日焼け止め
プールエリア・サウナエリアどちらにも屋外スペースがあります。
場所によっては直射日光を受けることになるので、日焼け止めがあると安心です。
まとめ
こちらの記事ではオーストリア・ウィーンにあるスパ施設、テルメ・ウィーン(テルメウィーン)について紹介しました。
予約は必須ではなく、地下鉄U1のOberlaa駅からアクセスしやすい点も魅力です。ビーチサンダル・バスタオル・水着を用意しておけば、当日も困ることなく過ごせるはずです。なお、料金や営業時間は変更される場合がありますので、訪問前に公式サイトで最新情報を確認しておくとより安心です。
この記事が少しでもみなさまのお役に立てば嬉しいです。
ウィーンで素敵な時間をお過ごしください!
