オーストリア・ウィーン観光を楽しむうえで欠かせないのが、皇妃エリザベート(シシィ)ゆかりの観光スポットをお得に巡れる「シシィパス(旧シシィチケット)」です。シェーンブルン宮殿やホーフブルク王宮など、ウィーンの人気観光地をまとめて訪れたい方にぴったりの便利なパスとなっています。
とはいえ、以下のような疑問を抱えている方も多いのではないでしょうか。
- 「シシィパスってそもそも何?」
- 「公式サイトからどうやって予約・購入するのかわからない」
- 「使い方や注意点を事前に確認しておきたい」
この記事では、2026年1月時点の最新料金情報を反映し、「シシィパス(旧シシィチケット)」の公式サイトからの購入方法・使い方を、画像付きでわかりやすく解説します。
これからウィーン観光を予定している方は、ぜひ最後までチェックして、スムーズに旅の準備を進めてください。
シシィパス(旧シシィチケット)とは?
概要
シシィパスは、ウィーン観光で人気の観光パスです。皇妃エリザベート(通称:シシィ)ゆかりの名所、シェーンブルン宮殿やホーフブルク王宮などの主要スポットを1枚でまとめて訪れることができ、観光を効率化したい旅行者におすすめです。個別にチケットを購入するよりもお得で、時間指定が不要な点も大きな魅力となっています。
旧シシィチケットとの違い
以前は「シシィチケット(Sisi Ticket)」という名称で販売されていました。現在は「シシィパス(Sisi Pass)」として販売されており、主な変更点は以下の通りです。入場可能な施設に変更はありません。
- 名称変更:「シシィチケット(Sisi Ticket)」 → 「シシィパス(Sisi Pass)」
- 料金改定:2026年1月時点で大人料金57ユーロとなっています
シシィパスで入場できる主な施設一覧
シシィパス1枚で、以下の3つの施設に入場可能です。それぞれの施設では、皇妃エリザベートの生涯や当時の宮廷文化を深く知ることができます。
- シェーンブルン宮殿(Palace Ticket):ハプスブルク家の夏の離宮として使用された豪華な宮殿
- シシィ博物館(Day ticket Sisi Museum):皇妃エリザベートの私物や肖像画などが展示
- 王宮家具博物館(Day Ticket Vienna Furniture Museum):ハプスブルク家の家具や調度品を展示
以下の関連記事では「シェーンブルン宮殿」「シシィ博物館(ホーフブルク王宮)」「王宮家具博物館」について、それぞれ概要や行き方などをまとめています。
シシィパスの料金(2026年1月最新版)
以下は2026年1月時点でのシシィパスの料金表です。年齢やウィーンシティカードの有無によって料金が変わります。
| チケットの種類 | 料金 |
|---|---|
| Adult(大人) | 57.00ユーロ |
| Children (6-18yrs.)(6歳〜18歳の子供) | 37.00ユーロ |
| Vienna City Card(ウィーンシティカード保持者) | 51.00ユーロ |
シシィパスのメリット
チケット売り場で並ぶ時間を短縮できる
オンラインで事前購入しておけば、シェーンブルン宮殿やホーフブルク王宮などの現地チケット売り場で長時間並ぶ必要がありません。特に観光シーズンのピーク時には、チケット購入だけで30分以上待つこともあるため、事前購入によって貴重な旅行時間を有効活用できるのは大きなメリットです。
個別購入よりもお得になりやすい
シシィパスに含まれる3つの施設を個別に購入すると、合計金額がシシィパスの料金を上回るケースが多くなっています。特にシェーンブルン宮殿のPalace Ticketとホーフブルク王宮のチケットだけでも相当な金額になるため、3施設すべてに興味がある方にとってはコストパフォーマンスの良い選択肢と言えます。
1枚で3つの施設に入場可能
複数施設のチケット管理は面倒ですが、シシィパス1枚で3施設に入場できるため、チケット紛失のリスクや管理の手間が大幅に減ります。スマートフォンにメールを保存しておけば、紙のチケットを持ち歩く必要もありません。
時間指定が不要で柔軟な観光が可能
通常、シェーンブルン宮殿やシシィ博物館の個別チケットは時間指定制で販売されることが多いです。しかし、シシィパスなら時間指定が不要なので、急な予定変更や電車の遅延にも柔軟に対応できます。観光ルートを自由に組み立てられるため、天候や体調に合わせて訪問順序を変更することも可能です。
【実体験】シシィパスは別日利用がおすすめ
実際にシシィパスを利用した体験から、効率的な回り方をご紹介します。3つの施設を1日で回ることも可能ですが、ゆっくりと観光を楽しむなら別日に分けることをおすすめします。
1日目:シシィ博物館から王宮家具博物館へ
私は1日目に、まずホーフブルク王宮のシシィ博物館を訪れ、その後王宮家具博物館を見学しました。この2つの施設は比較的近い場所にあり、地下鉄で移動しやすいため、同日に回るのに適しています。
シシィ博物館では、皇妃エリザベートの私物や肖像画を通じて、彼女の波乱に満ちた人生について深く学ぶことができました。その後訪れた王宮家具博物館では、ハプスブルク家が実際に使用していた豪華な家具や調度品を間近で見ることができ、シシィ博物館で学んだ歴史的背景と合わせて、当時の宮廷生活の華やかさをより立体的に理解することができました。
2日目:朝イチでシェーンブルン宮殿をじっくり見学
シェーンブルン宮殿は別日の朝一番に訪れることにしました。宮殿は敷地が広大で、宮殿内部の見学に加えて庭園や丘の上のグロリエッテまで歩いて回ると、思っていた以上に体力を使います。
時間指定が不要だったため、開館直後の比較的空いている時間帯にゆっくりと見学でき、宮殿内の豪華な部屋の数々と美しく整備された庭園を心ゆくまで楽しむことができました。朝早くから訪れたことで、午前中のうちに主要な見学を終えることができ、午後は他の観光スポットを訪れる余裕も生まれました。もし3施設を1日で回ろうとしていたら、かなり駆け足になってしまったと思います。
- 1日目:シシィ博物館 → 王宮家具博物館(市内中心部)
- 2日目:シェーンブルン宮殿(朝イチから半日かけてじっくり)
【画像付き】公式サイトからシシィパスを購入する方法
事前に準備するもの
メールアドレス
購入完了後にバーコード付きのチケットが送られてきます。海外でも確認できるメールアドレス(GmailやYahoo!メールなど)を用意しておきましょう。受信トレイだけでなく、迷惑メールフォルダも確認することをおすすめします。
クレジットカード
料金のお支払いはクレジットカードとなります。「VISA」「MasterCard」など主要なブランドを利用することができます。海外決済に対応しているか、事前にカード会社に確認しておくと安心です。
購入方法(PCサイト)
ここでは、PCサイトからの購入方法を画像付きで詳しく解説します。スマートフォンからの購入も基本的な流れは同じですので、参考にしてください。
公式サイトのトップページが表示されたら、ページを下にスクロールして様々な観光パスの中からシシィパスを探しましょう。


ページ内に表示されている「Sisi Pass」のカードを見つけたら、クリックして詳細ページに進みます。


シシィパスの詳細ページが表示されたら、ページ上部にある「TICKET」ボタンをクリックします。もしくは「Select your ticket」というエリアが出てくるまで下の方にスクロールしてもOKです。


チケット選択画面では、以下の3つのカテゴリーから必要な枚数を選択します。
- Adult(大人:19歳以上):57ユーロ
- Children(子供:6歳から18歳):37ユーロ
- Vienna City Card(ウィーンシティカード保持者):51ユーロ
各カテゴリーの「+」ボタンを押して、必要な枚数を選択してください。


人数分のチケットを選択し終わったら、画面右下に表示されている「CHECKOUT」ボタンを押してお支払いへ進みましょう。選択内容と合計金額を確認してからクリックしてください。


お客様情報の入力画面が表示されます。以下の項目を正確に入力してください。
- First Name(名):パスポートに記載されている下の名前をローマ字で入力
- Last Name(姓):パスポートに記載されている苗字をローマ字で入力
- Email Address(メールアドレス):チケットが送信されるメールアドレスを入力
上記3つを入力したら、利用規約に同意するチェックボックスにチェックを付けましょう。入力内容に誤りがないか、特にメールアドレスは慎重に確認してください。


個人情報の入力が完了したら、「FEE-BASED ORDER」ボタンをクリックして決済画面に進みます。


クレジットカード決済画面が表示されます。以下の情報を正確に入力してください。
- Holder name(カード名義人):クレジットカードに記載されているローマ字の名前
- Card number(カード番号):クレジットカードの16桁の番号
- Expiry date(有効期限):カードの有効期限を月/年の形式で入力
- CVV(セキュリティコード):カード裏面に記載されている3桁または4桁の番号
上記4つを入力したら「Pay」ボタンをクリックしてください。


3Dセキュア認証のため、スマートフォンのSMSまたはメールアドレス宛にワンタイムパスワードが届きます。お使いのクレジットカード会社によって認証方法が若干異なる場合がありますので、画面の指示に従ってください。


受け取ったワンタイムパスワードを入力画面に正確に入力し、認証を完了させます。


下のような画面が表示されれば、お支払いは完了です。先ほど入力したメールアドレス宛に購入完了メールが届くので、迷惑メールフォルダも含めて確認しておきましょう。


上記の画面を下にスクロールすると、PDFチケットのダウンロードや請求書の発行ボタンが表示されます。紙のチケットが必要な方や、経費精算のために請求書が必要な方は、このタイミングでダウンロードや発行をしておくと便利です。
以下のような購入完了メールが届いていれば、シシィパスの予約は完了です。メールにはバーコード付きのチケットが添付されていますので、大切に保管してください。


以上でシシィパスの公式サイトからの購入方法の説明を終わります。購入手続きは5分程度で完了しますので、旅行前の空いた時間に済ませておくことをおすすめします。続いてのセクションでは、シシィパスの使い方や注意点について詳しくご紹介します。
シシィパスの使い方・注意点
当日の利用方法
予約完了メールに、以下のようなバーコード付きチケット(PDF)が添付されています。当日は、各施設の入口でこのバーコードをスタッフに提示して入場します。スマートフォンの画面で提示する方法と、事前にPDFを印刷して紙で持参する方法のどちらでも利用可能です。


現地でスマートフォンの充電切れが心配な場合は、印刷しておくとより安心です。
利用にあたっての主な注意点
シシィパスを利用するうえで、あらかじめ押さえておきたいポイントをまとめました。
各施設への入場は1度のみ:
シシィパスでは、各施設に1回ずつしか入場できません。一度退出すると再入場できませんので、見学時間には余裕を持って計画しましょう。
ガイドツアーは含まれていない:
シシィパスは入場券のみです。現地ガイドツアーに参加したい場合は、別途申し込みが必要です。各施設でオーディオガイドを無料で借りることができます。
オンライン購入分は返金不可:
公式サイトから購入したチケットは、基本的に払い戻しができません。購入前に日程や枚数をよく確認してから手続きを進めてください。
大きい荷物は持ち込み不可:
スーツケースや大きなバックパックなどは施設内に持ち込むことができません。各施設(ホーフブルク王宮を除く)にはロッカーが用意されていますので、そちらを利用しましょう。
まとめ
この記事では、ウィーン観光におすすめの「シシィパス(旧シシィチケット)」について、2026年1月時点での最新料金情報を含めた概要・公式サイトからの購入方法・使い方や注意点、さらに実際の体験談をご紹介しました。
シシィパスは、皇妃エリザベートゆかりの施設を効率よく巡れる便利なチケットです。特に、シシィ博物館と王宮家具博物館を同日にまとめ、シェーンブルン宮殿を別日の朝一番に訪れるスケジュールなら、内容も濃く、体力的にも無理のないプランになります。
時間指定が不要で柔軟な観光計画が立てられる点も大きな魅力ですので、この記事を参考にしていただき、充実したウィーン旅行を楽しんでいただければ幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました!


