ブラチスラバの人気レストラン「Slovak Pub」は、スロバキアの伝統料理を気軽に楽しめる老舗パブとして、日本人旅行者からも地元の人々からも高い支持を集めています。
市内中心部・Obchodná通り沿いという好立地にあり、観光の合間に立ち寄りやすい場所にあるため、「ハルシュキ (ジャガイモのニョッキ風料理) 」や「ピロヒー (スロバキア風餃子) 」などを目当てに訪れる方も多いのではないでしょうか。
とはいえ、「予約は必要?」「チップは必要?」「入店や注文方法がわからない」といった、初めて訪れる方には不安なポイントも少なくありません。
本記事では、実際に筆者がSlovak Pubを訪れた際のエピソードを交えながら、営業時間・アクセス・注文したメニュー・支払いの流れなどをわかりやすくご紹介します。
これからブラチスラバ旅行で伝統料理を楽しみたい方や、Slovak Pubに行ってみたいと考えている方は、ぜひ参考にしてください。
Slovak Pubとは?
店舗概要
「Slovak Pub」は、スロバキア・ブラチスラバ市内中心部に位置する、伝統料理が味わえる老舗パブ・レストランです。
人気メニューの「ブリンゾヴェー・ハルシュキ (Bryndzové halušky) 」は、スロバキアの国民食とも言えるじゃがいもニョッキのような料理で、これを目当てに訪れる旅行者も多く、地元の人々にも長年愛されています。
また、Slovak Pubは自家農園「Biofarm」を運営しており、毎日そこで採れた食材を利用しているのが特徴です。
営業時間・定休日
Slovak Pubの営業時間・定休日は以下のとおりです。
- 営業時間:11:00〜22:00 (※土日は12:00オープン)
- 定休日:なし
営業時間や定休日は変更になる場合がありますので、訪れる際は「Slovak Pub公式サイト (英語) 」をご確認ください。
所在地・アクセス情報
Slovak Pubは最寄りの停留所からすぐですが、「ミハエル門」などがある中心部からも徒歩10分程度です。
- 住所:Obchodná 62, 811 06 Bratislava, Slovakia
- 最寄トラム停留所:1番または9番トラム「Vysoká」停留所からすぐ
予約可否
Slovak Pubは予約をすることが可能です。
公式サイトからの予約はうまくいかず
「Slovak Pub公式サイト (英語) 」から予約をしたのですが、予約確認メールなどが一切届きませんでした。
そのため、予約は諦めて開店直後の11:00にお店を訪れました。
開店直後の時間は、お客さんは筆者一人だけでしたので、予約はしなくても問題ないと思います。
しかし、11:30から予約らしきお客さんが来店していたので、予約自体は可能なのだと考えます。
※該当のテーブルには予約札が置かれていました。
入店から退店までの流れ
Slovak Pubを初めて訪れる方は、「どうやって席に座るの?」「チップは必要?」など、気になるポイントも多いのではないでしょうか。
ここでは、筆者が2025年6月に訪問した際の体験をもとに、入店から注文・支払いまでの流れをご紹介します。
① 入店:空いている席に自由に座る
Slovak Pubの店内はかなり広く、入口にスタッフが立っているわけではありません。
基本的には空いている席に自由に座るセルフスタイルで、スタッフに案内されることはありません。
ただし、一部のテーブルには予約札が置かれているため、そのような席には座らないよう注意が必要です。

② メニュー受け取り:席に座るとスタッフが来る
席に着いてしばらくすると、スタッフが英語のメニューを持ってきてくれます。
メニューは写真付きのページもあり、スロバキアの伝統料理が英語で説明されているので、観光客でも注文しやすい工夫がされています。
なお、メニューは「公式サイト」にも載っているため、事前にある程度メニューを決めてから訪れるのもおすすめです。
③ 注文:テーブルオーダー形式
Slovak Pubはテーブルオーダー形式なので、カウンターに行く必要はありません。
メニューが決まったら店員さんがオーダーを取りに来てくれるのを待ちましょう。
店員さんを呼ぶ時のコツとしては、軽くアイコンタクトをする程度で問題ありません。
④ 食事:落ち着いた店内でゆったり過ごせる
店内は木の温もりを感じるクラシックなインテリアで、部屋ごとに雰囲気が異なります。
筆者が訪れた平日の11時台は空いており、静かに食事を楽しめました。
テーブルの間隔も広めなので、1人でもグループでも気兼ねなく過ごせます。
⑤ 支払い・チップ:クレジットカードでの支払いも可能
食後はスタッフに伝えると、テーブルで会計してくれます。
クレジットカードでの支払いも可能となっています。
Slovak Pubでは、お会計とは別にチップを求められました。
カード払いの場合は、クレジットカードの端末にチップの金額 (ユーロ) を自分で入力するスタイルでした。
注文したメニュー紹介と感想
今回は、スロバキアの伝統料理を一度に楽しめるセットメニューと、地元で人気のドリンクを注文してみました。
どちらのメニューも「スロバキアらしい料理を試してみたい」という方にとっては非常に満足度が高い内容でした。
① Slovenský tanier (スロバキアプレート) |12ユーロ
「Slovenský tanier (スロバキアプレート) 」は、スロバキアを代表する料理「ハルシュキ」と「ピロヒー」が両方少しずつ味わえる、観光客にも人気のメニューです。
どちらも通常の半分サイズで盛りつけられており、「両方食べてみたいけど量が心配」という方にぴったりのボリュームでした。
ハルシュキはもちもちのじゃがいもニョッキに、塩気のある羊チーズとカリカリのベーコンのようなものがアクセントになっていて、とても濃厚でした。
ピロヒーは、同じくチーズ入りのゆで餃子のような料理で、優しい味わいです。
クセが少なく日本人の口にも合いやすい素朴な味わいで、観光中のランチにちょうどよい満足感がありました。
▼実際の写真はこちら (左がピロヒー・右がハルシュキ)

② Čapovaná Kofola (コフォラ) Bigサイズ|2.5ユーロ
料理と一緒に頼んだドリンクは、スロバキアやチェコで広く親しまれている炭酸飲料「Kofola (コフォラ) 」です。
Bigサイズを頼みましたが、グラスがかなり大きくてお得感がありました。
味はコーラにハーブを混ぜたような独特の風味で、最初は少しクセを感じましたが、料理との相性が良かったです。
アルコールが苦手な方や、現地らしい飲み物を楽しみたい方におすすめです。
▼実際の写真はこちら

まとめ
この記事では、スロバキア・ブラチスラバにある人気レストラン「Slovak Pub」について、基本情報・入店からお会計までの流れ・実際に頼んだメニューを紹介しました。
Slovak Pubは、スロバキアの伝統料理やドリンクを一度に楽しむことができるレストランです。
ブラチスラバの他の観光スポットからもアクセス良好なので、観光の合間のランチなどにぜひ訪れてみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました!