海外旅行前に必要な準備の1つ「荷造り」。
ですが、いざ荷造りを始めると「何を持っていけばいいの?」「とりあえず全部入れておこうかな…」と悩む方も多いのではないでしょうか?
実は、海外旅行では「持っていかなくても良いもの」や「現地で簡単に手に入るもの」が意外と多くあります。
荷物を減らすことで、移動が楽になり、紛失や破損のリスクも軽減できます。
「スーツケースがいつもパンパンになってしまう」「使わないものを結局ずっと持ち歩いていた…」そんな経験がある方に向けて、この記事では海外旅行で意外と不要な持ち物を紹介します。
旅行先や期間に合わせて、必要なもの・いらないものを見極めることが快適な旅の第一歩。
この記事を参考に、不要な荷物を減らして身軽な旅にしましょう!
海外旅行で意外と不要な持ち物リスト
海外旅行では「念のため」に持っていく荷物が多くなりがちです。
しかし、実際に現地で使わなかったり、ホテルや現地サービスで代用できたりするアイテムも少なくありません。
まずは、旅行の快適さを損なわずに荷物を減らせるアイテムを見ていきましょう。
1. ドライヤー
多くのホテルやゲストハウスにはドライヤーが備え付けられています。海外対応の電圧変換器を用意する必要もなく、現地の設備を活用すれば十分です。
もしこだわりがある場合は、滞在先の設備情報を事前にチェックしてから持参を検討しましょう。
持参する場合は、渡航先の電圧に注意が必要です。海外対応ドライヤーや変圧器を使いましょう。
2. 変圧器
海外旅行の荷造りでよく話題になるのが「変圧器」。
ですが、最近ではほとんどのスマートフォン・カメラ・ノートパソコンが世界各国の電圧(100〜240V)に対応しているため、実際には不要なケースがほとんどです。
特に日本製の家電をそのまま海外で使おうとすると、変圧器が必要な場合もあります。
しかし、変圧器は重くてかさばるため、ドライヤーやヘアアイロンなどをどうしても使いたい場合は「海外対応タイプ」を選ぶ方が安全です。
3. 日本円
日本を出国すれば日本円を使う機会はほぼありません。
財布の中がごちゃごちゃしてしまううえ、盗難・紛失のリスクもあります。
ただし、空港や現地で両替をする予定がある場合は、その分だけ持参しておきましょう。
4. 多額の現地通貨
キャッシュレス決済が主流の国が多く、現金が必要なのは屋台や小さなマーケットくらいです。
多額の現金を持ち歩くのはリスクが高く、最低限の金額で十分です。
筆者は海外旅行の際、滞在日数×2000円程度を目安に現地通貨を持つようにしています。これだけあれば、屋台や小さな店でも困ることはほとんどありません。
5. 普段使いの財布
普段使っている財布を持っていくのは盗難・紛失のリスクが高くおすすめできません。
マイナンバーカードやポイントカードなど、日本でしか使えないものは置いていきましょう。
代わりに、必要最低限の現地通貨・クレジットカード2〜3枚・パスポートをまとめて入れられるセキュリティポーチがおすすめです。
こちらは筆者が実際に使用しているセキュリティポーチです。
服の下に隠せるほど薄く、スキミング(クレジットカード情報を特殊な機械で抜き取る行為)防止機能がついているため安心です。
※なお、海外でレンタカーを借りる場合は運転免許証(および国際免許証)が必要となるため、忘れずに携帯しましょう。
6. 紙のガイドブック
スマートフォンがあれば、地図アプリや旅行情報サイトで現地情報をすぐに確認できます。
紙のガイドブックは重い・かさばるなどのデメリットがあるため「結局使わなかった」というパターンが多いです。
ただし、出発前の情報収集として本屋さんで立ち読みをするのはおすすめです。
筆者は実際に、ネット検索では見つけられなかった観光スポットを知ることができました。
どうしてもガイドブックを持参したいという方は、電子書籍版を活用すると便利です。
7. 日本食
海外で日本食が恋しくなる気持ちはとてもよくわかります。
しかし、食品類は持ち込みの制限が厳しいことが多いため、あまりおすすめできません。
身近な例だと、グアムでは肉・卵製品の持ち込みが禁止となっています。
肉や卵のエキスが入っている時点でNGなので、カップラーメンやスナック菓子も多く該当します。
日本食は出発前や帰国後に思う存分楽しみましょう。
どうしても現地で食べたくなった場合は、現地の日本食レストランなどもあります。
筆者は、シンガポール旅行の際に日本食が恋しくなり、回転寿司店に訪れたことがあります。
まとめ:不要な持ち物を減らして、身軽な旅を楽しもう
この記事では、海外旅行の際に不要な持ち物リストをご紹介しました。
「あれもこれも」と詰め込みたくなる気持ちは誰にでもありますが、実際に使うものは意外と限られています。
荷物を減らせば移動が楽になり、旅先での行動もより自由になります。
この記事を参考に、海外旅行の荷物を見直してみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました!
