この記事について
- シンガポール旅行に行く方々向け
- 入国に必要なSG Arrival Cardの申請方法を画像付きで解説
SG Arrival Cardとは?
シンガポールへ入国する際に必要な電子入国カードです。
全ての旅行者に提出が義務付けられているため避けては通れません。
入国日を含めて3日前から申請が可能になるため、旅行日が迫ってきたら必ず申請をしましょう。
SG Arrival Cardの申請方法
ICA公式サイトまたはMyICAアプリから申請することが可能です。
申請は無料で行うことができます!
“SG Arrival Card 申請”と検索すると、代理申請サイトがヒットしますが料金がかかってしまいます。
代理申請を利用するメリットはあまりないので公式から申請をしましょう。
申請手順
今回はICAのウェブサイトからの申請手順を画像付きで解説します!
パソコンの画面を使用しながら解説をしますが、スマートフォンやアプリでも入力項目は同じです。
公式サイトにアクセス
こちらからICAの公式サイトにアクセスしてください。
“Submit online”をクリック
真ん中あたりにある”Submit online”と書かれた黄色いボタンをクリックしてください。

言語設定を日本語に変更
ページ右上のプルダウンメニューから言語を切り替えることができます。
このタイミングで日本語にしておきましょう。
※この時点では日本語に切り替えてもヘッダー部分などの一部分しか翻訳されません

“Submit SGAC”をクリック
3つ並んでいるうち一番左にある”Submit SGAC”を選択してください。

“Foreign Visitor/In-Principle Approval Holder”をクリック
日本からの旅行者は”Foreign Visitor”に該当することになりますので一番右側を選択してください。

旅行者情報の入力
以下のような画面が出てきますので、下にスクロールして詳細を入力していきます。

シンガポール到着日 (DD/MM/YYYY)
シンガポールへ到着する日付を選択します。
日付表記があまり馴染みのない形式のため間違えないように注意してください。
左から、今日 → 明日 → 明後日の順に表示されます。

氏名(パスポート上の氏名)
パスポートの顔写真ページに記載されている通りにローマ字で入力してください。
名前と苗字の間は半角スペースを開けていただければ大丈夫です。
パスポート番号
顔写真ページに記載されている番号(英字2桁と数字7桁の組み合わせ)を入力してください。
パスポートの有効期限
顔写真ページに記載されている有効期限を入力してください。
入力欄の右側にあるアイコンをクリックすると、カレンダーが出てきますのでそちらから選択いただくのが確実です。

性別
ご自身に該当する性別を選択してください。
パスポートの顔写真ページに”M”と記載されていれば男性、”F”と記載されていれば女性、それ以外でしたらOTHERSを選択することになります。

生年月日
ご自身の生年月日を入力してください。
こちらもアイコンをクリックしてカレンダーから選択することが可能です。

国籍/市民権
プルダウンをクリックすると一覧が出てくるので”JAPANESE”を選択しましょう。

出生国/出生地
プルダウンをクリックすると一覧が出てくるので”JAPAN”を選択しましょう。

居住地
入力欄に”JAPAN”と入れると、日本の地名が一覧で出てきますので該当するものを選択しましょう。

“TOKYO”や”OSAKA”などを入力していただいても大丈夫です。
- JAPAN, TOKYO, OTHERS IN TOKYO
- JAPAN, TOKYO, TOKYO
のように2種類出てくることもありますがあまり深く考えなくても問題ありません。
どちらかお好きな方をお選びください。
Eメールアドレス
ご自身がお使いのメールアドレスを入力してください。
こちらのアドレス宛に申請完了メール等が届くことになるので、お間違えのないようご注意ください。
サイトの仕様上、入力した文字が全て大文字で表示されてしまいますが問題ありません。
ちゃんとメールは届くのでご安心ください。
国/地域コード
日本の電話番号をお持ちの方は”81″を入力してください。

携帯電話番号
お使いの携帯電話番号を入力してください。
その際、一番初めの0は省略してしまって大丈夫です。
例えば、”090-XXXX-XXXX”の場合、”90-XXXX-XXXX”という形になります。
その他
シンガポールへの入国時、別の名前のパスポートを使用したことがありますか?
はい or いいえを選択してください。
例えば結婚して苗字が変わった場合、旧姓でシンガポールに入国したことがあれば”はい”を選択することになります。

健康申告
この部分だけ何故か翻訳がうまくいっていないのですが、3つ質問をされます。
- 1つ目: 発熱、咳、息切れ、頭痛、嘔吐などの症状はありますか?
- 2つ目: 発疹の症状はありますか?
- 3つ目: シンガポールの入国日から計算して6日以内にアフリカもしくはラテンアメリカの国に訪れたか?
該当しなければ全ての質問に対して”いいえ”を選択してください。
※虚偽申告をするとシンガポールの法律に触れてしまうので正確な申告をお願いします。

旅行者を追加
複数人での旅行かつまとめて申請を出す場合はこちらから情報を入力してください。
項目自体は上記で説明させていただいたものと同じです。
Nextをクリック
必要な情報を入力し終えたら右下の方にある”Next”をクリックして次へ進んでください。

旅行情報の入力
次に旅行に関する情報の入力を求められますので、引き続き各項目を埋めていきましょう。

シンガポール以前に搭乗した最後の都市/港
出発予定の空港がある都市を選択しましょう。
羽田空港や成田空港を使用する場合は”JAPAN, TOKYO, TOKYO”を選択すれば大丈夫です。

Purpose of Travel
旅行の目的を選択します。
観光目的の場合は”Holiday/Sightseeing/Leisure”を選択しましょう。

旅行形態
ほとんどの方は飛行機を使用すると思いますので”空路”を選択しましょう。

旅行形態(詳細)
プライベートジェットや貨物機など以外の場合は”COMMERCIAL FLIGHT”になります。
おそらく大半の方がこちらに該当するはずです。

フライトコード/便名
上記で”COMMERCIAL FLIGHT”を選択するとフライトコードの入力欄が出てきます。
ご利用の航空会社と便名を入力してください。
日本のFSC(フルサービスキャリア)だと以下のような名前になります。
- ANA: ALL NIPPON AIRWAYS(NH)
- JAL: JAPAN AIRLINES(JL)

シンガポールでの宿泊先
- ホテル: シンガポール内のホテルを予約している場合はこちら
- 居住: 現地在住の友人宅に泊めてもらう場合などはこちら
- OTHERS: 乗り継ぎなどで日帰りの場合はこちら
ホテルを選択するとホテル名を入力するエリアが出てきます。
宿泊予定のホテルの名前を入力すると、予測変換で一覧が出てきますので該当するものを選択してください。
例: シンガポールで有名なマリーナ・ベイ・サンズの場合、”MARINA”と打ち込むと出てきます。

シンガポール出国日
アイコンをクリックして、カレンダーから出国日を選択してください。

シンガポール以後に降機する次の都市/港
シンガポール旅行の後、普通に日本に帰国される場合は”前の都市と同じ”にチェックをつけましょう。
“シンガポール以前に搭乗した最後の都市/港”で選択した都市が自動的に入力されます。

Nextをクリック
右下の方にある”Next”ボタンをクリックして次のページに行ってください。
内容の最終確認
これまで入力してきた情報が正しいことを再度確認してください。

提出をする
“I have read and agreed to the declaration.*”のチェックボックスにチェックを入れ”Next”ボタンをクリックしてください。

セキュリティ認証
ポップアップが出てくるので、そちらに表示されている6桁の数字を入力してから”提出”ボタンを押しましょう。

提出後、入力したメールアドレス宛にメールが届きますので内容をご確認ください。
- アドレス: DO_NOT_REPLY@ICA.GOV.SG
- 件名: Acknowledgement of SG Arrival Card & Health Declaration submission

これで申請は完了となります。お疲れ様でした!
あとは当日到着したら流れに沿って入国をするだけで大丈夫です(特に上記のメールを見せたりすることはありませんでした)
まとめ
この記事では、シンガポールに入国するために必要なSG Arrival Cardの申請手順を説明しました。
少しでもみなさまの力になれたら幸いです。
入国準備を完璧に済ませて、素敵なご旅行を楽しんでください!