【ウィーン】旅行で必須の持ち物・あると便利な持ち物まとめ

この記事について
  • これからオーストリア・ウィーンへの旅行を計画されている方におすすめです
  • 旅行に絶対必要な持ち物・あると便利な持ち物をそれぞれまとめています
  • 番外編として、逆に持っていく必要のないものも最後に紹介しております
目次

必須の持ち物

パスポート

海外旅行において最も大切な持ち物です。
これを忘れてしまうと飛行機に搭乗することすらできなくなってしまいます。
旅行中も最新の注意を払って管理をしましょう。

パスポートの有効期限にも十分注意しましょう。
オーストリアを含むシェンゲン協定の出国予定日より、残存期間が3ヶ月以上あることが求められます。

パスポートの有効期限が残り1年を切ったら、更新手続きをすることができます。

クレジットカード

ウィーンでは日本よりもキャッシュレス化が進んでいます。
滞在中のお支払いは基本的にクレジットカードにすることをおすすめします。

以下にメリットを挙げておきます。

  • 多額の現金を持ち歩く必要がない
  • お会計時に慣れない現地通貨を計算しなくて済む
クレジットカードの枚数について

できればVisaやMasterCardなど、異なる国際ブランドのカードを2~3枚持っていくようにしましょう。

  • 磁気不良・盗難・紛失などの理由によりカードが使えなくなった場合に備えるため
  • お店によっては取り扱っていないブランドがあるため(海外はJCBが使えないお店も結構あります)
  • クレジットカード会社が不正利用と勘違いしてロックをかけてしまうため

現地通貨 (ユーロ)

キャッシュレスが普及しているとはいえ現地通貨もあった方が良いです。
お店によっては現金しか利用できない場所もあるためです。

また、ヨーロッパあるあるですがトイレが有料であることも多いです。
0.5ユーロほど料金がかかるので、できれば硬貨を用意しておくと良いです。

    個人的な経験則に基づくと、滞在日数 × 10ユーロ程度あれば問題ないと考えます。

    スマートフォン

    海外旅行においてもスマートフォンは必須アイテムです。
    カメラ・連絡手段・地図・翻訳・予約管理など幅広い用途で利用することになります。

    ※海外でインターネットを利用する際には別途設定などが必要になります

    モバイルバッテリー

    前述の通り旅行中はスマートフォンを使用する頻度が高くなるため、モバイルバッテリーも必須です。
    充電の懸念をなくして観光に集中するためにも、必ず持っていくようにしましょう。

    飛行機に乗る際、モバイルバッテリーは預け入れ荷物の中に入れることができません (発火の恐れがあるため)
    必ず機内持ち込みの手荷物として持ち運びましょう。

    昨今のモバイルバッテリーの扱い

    2025年1月に韓国で起こった火災事故の影響を受け、モバイルバッテリーに関する規定が各航空会社で厳しくなってきております。
    「棚の中に入れてはいけない」「飛行中の使用禁止」などの対策が取られている航空会社もあります。
    モバイルバッテリーの取り扱いについては、事前にご利用予定の航空会社の規定をご確認ください。

    充電ケーブル

    普段お使いのスマートフォンの充電ケーブルも忘れずにお持ちください。

    モバイルバッテリー自体を充電するケーブルも持っていくとより安心です。
    その他、持っていくものに応じたケーブルを各自お持ちください。

    ACアダプター

    ホテルでスマートフォンやモバイルバッテリーを充電する際に必要です。

    ウィーンの電圧は230V程ですので、お使いのものがその電圧に対応しているかご確認ください。

    変換プラグ

    海外のコンセントは日本のものと形状が異なるため、変換プラグがないと差し込むことができません。

    • 日本: Aタイプ
    • オーストリア: C もしくは SEタイプ

    念の為、両方のタイプに対応した変換プラグを持っていきましょう。

    衣類

    日数分の衣類を持っていきましょう。

    • シャツ類
    • パンツ類
    • 下着類

    日本と同じように四季があります。
    滞在する季節に合わせた服装を持っていってください。

    スーツケース

    ほとんどの方が持っていくと思いますので、必須の持ち物に分類させていただきました。

    • 機内持ち込みサイズのスーツケース
    • 預け入れサイズのスーツケース

    滞在日数や荷物の量を考慮してサイズを選びましょう。

    機内持ち込みの方は液体物の制限にご注意ください。
    国際線では液体物は100ml以下の容器に入れ、1リットル以下のジッパー付き透明袋に入れる必要があります。

    「スーツケースを使う頻度が少ないから購入したくない」という方はレンタルすることも可能です。

    小さめのバッグ

    • 機内持ち込み用バッグ
    • 観光用のバッグ

    上記の2つの用途として利用できますので小さめのバッグを用意しましょう。
    貴重品を入れたり、「あると便利な持ち物」で紹介するグッズなどを入れておくことができます。

    あると便利な持ち物

    セキュリティポーチ

    貴重品を肌身離さず持ち歩くためにあるとおすすめです。
    選ぶポイントとしては、服の下に隠せる薄型のタイプ・スキミング防止機能がついたものがおすすめです。
    ※スキミングとは、特殊な機械をかざしてクレジットカードの情報を抜き取ることです

    • パスポート
    • クレジットカード
    • プライオリティパス
    • 現地通貨
    • ホテルのカードキー

    実際に筆者が訪れた際には上記をセキュリティポーチに入れておりました。

    スマホショルダーストラップ

    スマートフォンを首からぶら下げることができるアイテムです。

    • スマートフォンの落下防止
    • 盗難のリスクの軽減
    • 使いたい時にすぐ使える
    • 置き忘れ防止

    ウィーンは他のヨーロッパの国と比較して治安が良いことで有名です。
    しかし地下鉄のスリなどには警戒をしておく必要があります。

    スマートフォンを首から下げることによって上記のようなメリットもあるので、必要に応じてご用意ください。
    私が実際に使用しているのは、スタンダードプロダクツの商品です。
    ※以下の写真は先端の金具部分だけ、別のものに差し替えております。

    スマホショルダーストラップ

    プライオリティパス

    世界中の空港ラウンジを利用できる会員制サービスです。
    飛行機の出発までの間に軽食やドリンクを楽しむことができます。

    • プライオリティパスのサイトから申し込み
    • クレジットカードを通じて申し込み

    申し込み方法は上記の2パターンありますが、クレジットカードの特典の一環として申し込むのが一般的です。
    その理由はクレジットカードからの申し込みの方がはるかに安いためです。

    以下はプライオリティパスのサイトから引用した画像ですが、一番高いプレステージだと約7万円かかります。
    クレジットカードであれば、プレステージのランクを11,000円で申し込みできるカードもあります。

    プライオリティパス公式サイトの料金
    引用: https://www.prioritypass.com/ja

    イヤホン

    こちらは機内を快適に過ごすためのグッズです。

    航空会社にもよりますが、機内ではイヤホンが配られることが多いです。
    しかし、機内で配られたイヤホンは使い勝手が良くなかったりします。
    普段お使いのものを持っていくと、映画などの機内コンテンツをより快適に楽しむことができます。

    また、お使いのイヤホンによってはノイズキャンセリング機能によって耳栓代わりにもなります。
    エンジン音や他の乗客の話し声などを軽減できるため、睡眠を取りたい時に使用すると快適です。

    AirFly

    AirPodsなど普段お使いのワイヤレスイヤホンを、機内のモニターに接続できるグッズです。

    飛行機内でコードなしで映画や音楽を楽しみたい人におすすめです。

    スリッパ

    主に以下の場面で使用することがあります。

    • 飛行機内で履く
    • ホテルで履く

    長時間のフライトでは、足元を締め付けないスリッパがあるとリラックスできます。
    また、ホテルによっては備え付けがないことがあるので、持っていくと室内履きとしても活用できます。

    100円ショップで購入したスリッパを使い捨てとして利用するのがおすすめです
    (1回の旅行ごとに買い替えるイメージ)

    私はダイソーのトラベルコーナーに売っている折り畳みスリッパを毎回購入しています。

    ダイソーのトラベルコーナーで購入したスリッパ

    AirTag ※iPhoneユーザー向け

    位置情報をスマートフォンでリアルタイムに確認できるようになるグッズです。

    スーツケースに忍ばせておくだけで、荷物の現在地がわかるためロストバゲージに対する不安を軽減できます。
    ※ロストバゲージそのものを完全に防げるわけではありませんのでご注意ください

    ウィーンは日本からの直行便がありますが、乗り継ぎで行かれる方も多いと思います。
    無事に荷物が運ばれてきているか不安になることも多いため、スーツケースの中に入れておきましょう。

    ラゲッジスケール

    スーツケースの重量を測ることができるアイテムです。

    預け荷物が重量オーバーした場合、多くの航空会社では追加料金が発生します。
    それを防ぐためにラゲッジスケールを持っていくと安心できます。

    一般的には行きよりも帰りの方が荷物が重くなる傾向があります。
    お土産などをたくさん購入しようと考えている方は、ぜひ持って行ってください。

    ※バッテリーや電池が内蔵されているラゲッジスケールは機内持ち込みとなります。

    エコバッグ

    現地でのお土産購入やスーパーでの買い物などに便利です。

    場所によっては袋代が有料になることもありますので、カバンに忍ばせておくと安心です。

    折り畳み傘

    ウィーンは東京と比べると年間降水量が少ないと言われています。

    しかし、急な雨にも対応できるように折りたたみ傘も持参しておくと良いでしょう。
    現地でも購入可能ですが、日本から持っていくことで出費を抑えることもできます。
    また、日傘としても使えるものだと、特に夏場の紫外線対策として一石二鳥です。

    帽子

    ウィーンは日本と同じように四季があり、夏は暑く冬は寒いです。

    特に夏場は日照時間が長く、夜21時半くらいまで明るいです。
    紫外線対策として1つスーツケースに忍ばせておくと安心です。

    サングラス

    帽子と同じ理由で、目を保護することができるサングラスも重宝します。

    日焼け止め

    こちらも日差し対策となります。

    現地でも購入可能ですが、肌が弱い方や海外の日焼け止めが不安な方は日本から持っていくのが安心です。

    ウェットティッシュ

    手が汚れてしまった時やテーブルなどを拭きたいときに利用します。

    ウィーンでは街中にソーセージスタンドがあり、買ってその場で食べることができます。
    手や口が汚れることがありますので、その際に拭けるウェットティッシュがあると便利です。

    眼鏡・コンタクトレンズ

    普段使用している方は忘れずに持っていきましょう。
    特にコンタクトレンズは海外旅行中の入手が困難なため、予備も含めて持っていくようにしてください。

    2 weekタイプのコンタクトレンズの場合は洗浄液も持っていくと思います。
    機内持ち込みの場合は100ml以下という制限がありますのでご注意ください。
    預け入れであれば特に制限はありません。

    洗濯グッズ ※長期滞在者向け

    1週間以上ウィーンに滞在予定の方、もしくは他の国も合わせて滞在予定の方は持っていくと良いかもしれません。

    コインランドリーやホテルの洗濯サービスを利用することもできますが、費用や時間面でデメリットがあります。
    自分で選択することができるグッズを持っていくととても便利です。

    おすすめは「アタック どこでも袋でお洗濯」という商品です。
    5Lの袋と3回分の洗剤が入っています。

    アタックどこでも袋でお洗濯

    アメニティ類

    ・シャンプー
    ・トリートメント
    ・ボディソープ
    ・洗顔・メイク落とし
    ・化粧水
    ・乳液
    ・クリーム
    ・歯ブラシ
    ・歯磨き粉

    各自必要なものがありましたらご持参ください。

    ホテル備え付けのアメニティ類は滞在先によって大きく異なります。
    5つ星などの高級ホテルの場合は、アメニティが揃っていることが多いです。
    ご自身が宿泊されるホテルについての情報を調べた上で、必要なものがあればご持参ください。

    また、海外のアメニティは人によって合わないこともあります。
    荷物などに余裕があれば、普段お使いのものを持っていくと確実です。

    (番外編) 持っていかなくてもいい持ち物

    普段使っている財布

    あると便利な持ち物で紹介した、セキュリティポーチがあれば財布自体必要ありません。

    セキュリティポーチがない場合は簡易的な財布を持って行った方が良いです。
    普段日本で使用している財布は持っていかない方が賢明です (盗難・紛失のリスクを考慮して)

    多額の日本円

    海外旅行が始まってしまえば日本円を使用する機会はなくなります。
    日本出国前や帰国後の買い物も、キャッシュレス決済で事足ります。

    両替する予定の方は、必要な分だけ持っていくようにしましょう。
    ウィーン到着後に、クレジットカードの海外キャッシングで現地通貨を引き出す方法もあります。
    海外キャッシングを利用する場合は、日本円を持っていく必要は一切ありません。

    ドライヤー

    ホテル滞在であれば基本的にドライヤーは備え付けられています。
    かさばるだけですので、持っていかないことをおすすめします。

    ドライヤーが備え付けられていない宿泊先であれば、海外の電圧に対応したドライヤーを持っていきましょう。

    紙のガイドブック

    スマートフォンがあれば道や観光スポットについて調べることができるため不要です。

    どうしてもガイドブックが見たいという方は、電子書籍版を購入するという方法もあります。

    変圧器

    ほとんどの電子機器 (スマートフォンやノートPC)は100〜240Vに対応していることが多いです。
    荷物がかさばってしまうだけなので、持っていかなくても問題はないと考えます。

    ただし例外として、海外の電圧に対応していないドライヤー、ヘアアイロンなどを持っていく場合は必要です。

    日本食

    「旅行中に日本食が恋しくなるかも、、」という気持ちはとてもよくわかります。
    しかし、肉や乳製品など持ち込み禁止品目もあるため、できれば持っていかないことをおすすめします。

    最近ではウィーンでも日本食のレストランが増えてきています。
    スーパーでも日本食のお惣菜が販売されていたりしますので、どうしても食べたくなったらそちらを購入できます。

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    オーストリアへの入国にあたって事前にやるべきこと・やっておいた方がいいこともまとめています。
    以下の記事も併せてご覧いただくと、旅行の準備がより完璧なものになります。

    まとめ

    こちらの記事ではオーストリア・ウィーン旅行で必須・あると便利な持ち物を紹介させていただきました。

    記事で紹介したものが全ての方に当てはまるわけではありません。
    人によっては「これは必要」「これは必要ない」と変わってくると思います。
    ご自身のご旅行の目的や価値観に合わせて変えて行っていただければと考えております。

    この記事がみなさまの素敵なご旅行の一助となれば幸いです。

    お読みいただきありがとうございました!

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