ドイツ・バイエルン州の中心都市ミュンヘンは、美しい建築やビール文化が魅力の人気観光地です。
そんなミュンヘン旅行中にぜひ立ち寄りたいのが、ヨーロッパ最大級の温泉スパ施設「テルメ・エルディング (Therme Erding) 」です。屋内外に広がる温泉エリアや種類豊富なサウナ、世界最大級のウォータースライダーなど、子どもから大人まで楽しめるリゾートスパとなっています。
初めて訪れる方にとっては
- 「予約は必要?」
- 「ミュンヘンからの行き方が知りたい」
- 「サウナは水着なしって本当?」
- 「持ち物は何を持っていけばいいの?」
など、気になる方も多いのではないでしょうか?
この記事では、2026年9月時点で公式サイトから確認できた最新情報と、筆者が実際にテルメ・エルディングを訪れたときの体験をもとに解説していますので、ぜひ訪問前に参考にしてください。
結論:テルメ・エルディングを訪れる前に知っておきたい3つのポイント
最初に、テルメ・エルディングを訪れるうえで押さえておきたいポイントを3つにまとめます。詳しい内容はそれぞれ後の章で解説していますので、気になる項目から読んでいただいても構いません。
① 予約は必須ではない
筆者は念のため予約をしてテルメ・エルディングへ向かいました。平日の朝に訪れましたが、事前予約なしでも余裕で入場できる雰囲気でした。土日の混雑状況までは確認できていませんが、心配な方はオープン直後の時間帯を狙うと入りやすいと思います。公式サイトからの予約手順もこの記事で解説していますので、確実に入場したい方は参考にしてください。
② 最寄り駅はSバーン「Altenerding」駅
ミュンヘン中央駅からSバーンS2線に乗り、Altenerding駅で下車します。駅からは徒歩で15分程度、バスなら5分程度でテルメ・エルディングに到着します。隣接する「Erding」駅もありますが、テルメ・エルディングへはAltenerding駅の方が近い駅になりますので、乗り間違いに注意してください。
③ ビーチサンダル・水着・バスタオルの3点は持参がおすすめ
水着とビーチサンダルは施設内でレンタルできないため、忘れずに持参しましょう。バスタオルは施設内でもレンタルできますが、レンタル料金はデポジットを含めるとやや高めに設定されています。荷物に余裕があれば、バスタオルも日本から持っていくと節約になります。
テルメ・エルディング (Therme Erding) の基本情報【2026年9月最新】
施設概要
テルメ・エルディング (Therme Erding) は、ミュンヘン郊外にあるヨーロッパ最大級のスパ・サウナ施設です。公式サイトでは「世界最大のテルメ」とも紹介されており、地下約2.3kmから湧き出る、公的に認められた療養泉を利用しています。広大な敷地内には、温泉プールやウォータースライダー、種類豊富なサウナなどが揃い、リラクゼーションとアクティビティの両方を楽しむことができます。
エリアは大きく分けて3つあり、行きたいエリアによってチケットや料金が変わってきます。
Therme(テルメ・波のプール・スライダー)
全年代向けの水着着用エリアで、家族連れやカップルにも人気です。計28本・総延長2,850mにおよぶウォータースライダー(Galaxy Erding)や、34℃の温水波のプールなど、多彩なアトラクションが楽しめます。
Vital Oasis
16歳以上のみが利用できる、水着着用のリラクゼーションエリアです。公式サイトによると8つの水着着用サウナが用意されており、サウナ初心者でも入りやすい雰囲気になっています。
Vital & Sauna(VitalTherme & Saunen)
こちらも16歳以上が対象で、水着を着用しない本格的なドイツ式サウナエリアです。公式サイトでは「世界最大のサウナランドスケープ」と紹介されており、23のテーマ別サウナと蒸気浴が用意されています。より静かで大人向けの雰囲気となっており、本格的なサウナ文化を体験したい方におすすめです。
2026年に登場した新しい施設・エリア
2026年9月時点では、次のような新しい施設が案内されています。ミュンヘン旅行のタイミングであわせてチェックしておくと楽しみが増えます。
- Surf Corner:2026年7月4日にオープンしたサーフィン体験エリアです。身長130cm以上・体重33kg以上が対象で、16歳未満は1回5ユーロ、16歳以上は1回10ユーロとなっています(天候により営業状況が変わります)。
- Veneto Sauna・Sauna di Murano:Vital & Saunaエリアに新設された、それぞれ90℃・70℃のサウナです。
- 360°Re-Poolbar・Wave Bar・bubbles bar・LIDO:温水に入ったまま利用できるプールバーや、新しいイタリアンレストランなどの飲食スペースが追加されています。
場所
テルメ・エルディングは、ミュンヘン中央駅 (München Hbf) からSバーンS2線でAltenerding駅まで約40〜45分。駅からは徒歩約15分でアクセスできます。
営業時間
Therme・Vital Oasis・Vital & Saunaは、共通の営業時間で運営されています。ウォータースライダー(Galaxy)のみ営業時間が短くなっていますので、注意してください。
| 曜日 | Therme・Vital Oasis・Vital & Sauna | Galaxy(スライダー) |
|---|---|---|
| 月曜日〜木曜日 | 10:00~23:00 | 13:00~21:00 |
| 金曜日 | 10:00~23:00 | 13:00~23:00 |
| 土曜日 | 9:00~24:00 | 9:00~23:00 |
| 日曜日・祝日 | 9:00~23:00 | 9:00~21:00 |
料金
以下の料金は、2026年9月時点の公式サイトの料金表を確認した内容です。料金は変更される可能性があるため、旅行前に公式サイトの料金ページも確認してください。
- 3歳以下のお子様は無料です
- 延長は30分ごとに + 3ユーロかかります
- 土日・バイエルン州の祝日・休暇期間は割高な料金設定になります
Therme & Vital Oasis
| 滞在時間 | 平日料金 | 週末・祝日・休暇期間 |
|---|---|---|
| 2時間 | 25ユーロ | 32ユーロ |
| 4時間 | 37ユーロ | 44ユーロ |
| 6時間 | 49ユーロ | 56ユーロ |
| 1日 | 52ユーロ | 59ユーロ |
Vital & Sauna
このチケットには、Therme・Wave・Galaxy・Vital Oasis・Vital & Saunaへの入場が含まれます。
| 滞在時間 | 平日料金 | 週末・祝日・休暇期間 |
|---|---|---|
| 2時間 | 35ユーロ | 42ユーロ |
| 4時間 | 47ユーロ | 54ユーロ |
| 6時間 | 59ユーロ | 66ユーロ |
| 1日 | 62ユーロ | 69ユーロ |
公式サイトからの予約方法
公式サイトから日時指定をしてオンライン予約をすることができます。冒頭でお伝えしたとおり、筆者は念のため予約をしてから訪れましたが、平日の朝に訪問したこともあり、実際は予約なしでも余裕で入場できそうな雰囲気でした。とはいえ、土日や祝日、混雑が心配な方は、あらかじめ予約をしておくと入場が確約されるので安心です。
“Info”にカーソルを合わせると詳細な項目が出てきます。”Online Reservation”をクリックしてください。







日付を選択すると時間の選択エリアが表示されます。どちらも選択が終わったら”Jetzt Buchen”をクリックしてください。




ご予約はご注文から30分以内にオンラインでお支払いください。お支払いがない場合、ご予約は自動的にキャンセルされます。ご予約料金を現地でお支払いいただくことはできません。ご予約確認書は、お支払い完了後にのみ送信されます。
上の方に記載されている注意書きは、前の画面に記載されているものとほぼ同じです。


お支払いが問題なく完了すると以下のような画面が出てきます。Statusの部分が”Bestätigt”となっているのが”確認済み”という意味です。

お支払いが完了すると、入力したメールアドレス宛にメールが届きます。当日はこちらのメールを受付で提示してください。予約時間の終了から30分経ってしまうと、予約が無効になってしまうためご注意ください。


ミュンヘン中央駅からの行き方
ミュンヘン中央駅から行く場合は以下の流れになります。
- ミュンヘン中央駅からAltenerding駅・・・電車 (S2)
- Altenerding駅からテルメエルディング・・・徒歩 or バス
ミュンヘン中央駅からAltenerding駅
Sバーン (近郊列車)を利用してAltenerding駅まで行くことができます。”S2 Erding”という表記の電車に乗って約40分ほどで到着します。

Altenerding駅からテルメエルディング
徒歩
電車を降りたら後方車両に向かって進んでいくと踏切が見えますので渡って反対側に行きましょう。


踏切を渡ったら、次の横断歩道までさらに真っ直ぐに進んで行きます。

こちらの横断歩道を矢印の方向に渡って対角線まで行きましょう。

対角線まで渡り切ったらそのまま右に曲がって、しばらく道なりに歩いていきます。

しばらするとY字路に到着しますので、左の方向に進んでください。

Y字路を曲がった後はひたすら一本道を歩いていきます。

一本道を抜けると以下の画像のような場所に出てきます。”THERME”という青い看板に惑わされますが、無視してまっすぐ突き当たりまで進んで行きましょう。

突き当たりまで来たら右に曲がりましょう。

矢印の方向に進んでいくとエントランスが見えてきます。



バス
電車を降りたら後方車両に向かって進んでいくと踏切が見えますので渡って反対側に行きましょう。


踏切を渡ったらそのまま右側に曲がってまっすぐ進んで行きます。

右に曲がった後に少し歩くとバス停がありますので、こちらからバスに乗ることができます。バス停の表記が少し古いのですが、525番のバスでテルメエルディングのエントランスまで行くことができます。

帰りのバス乗り場はエントランスのすぐ近くにあります。


入場から精算までの流れ
受付・入場料支払い
まずは受付で入場料を支払い、リストバンドを受け取ることになります。エントランスから入って右手側に受付のカウンターがあります。受付は2つに分かれており、サウナを利用する場合は手前側のカウンターから入場をすることになります。
受付にて滞在したい時間を伝えます。サウナを利用したい場合はその旨も伝えてください。


着替え
リストバンドを受け取ったら更衣室に向かいます。番号が記載されているのでそれと同じ番号のロッカーを探して荷物を入れましょう。着替えが終わって荷物を入れたら、リストバンドをかざしながら扉を閉めてロックします。あとは中でプールやサウナを楽しんでください。

ドイツのサウナ文化とサウナエリアでの体験談
Vital & Saunaエリアは、日本の温泉施設とは少し違う文化があります。ドイツのサウナは基本的に「テキスタイルフリー」、つまり水着を着用しないスタイルが一般的です。これは、しっかり汗をかくことや、みんなが同じ条件で過ごすことを大切にする文化に基づいていると言われています。
また、サウナ内では大判のバスタオルを敷いてその上に座ったり寝そべったりするのがマナーとされています。自分の汗が直接ベンチにつかないようにするための配慮で、次に使う人のためにも欠かせない習慣です。
筆者自身、初めて水着禁止のエリアに入ったときは、正直なところ緊張してどこを見ていいのかわからない感覚がありました。ただ、時間が経つとまわりの利用者も自然な様子で過ごしていることに気づき、次第に気にならなくなっていきました。文化の違いに驚くかもしれませんが、身構えすぎずに入ってみると案外すぐに馴染めると思います。
サウナの時間中には「アウフグース(Aufguss)」というプログラムにもいくつかの回に参加しました。スタッフがアロマ水をサウナストーンにかけ、タオルを振って熱風を送るパフォーマンスで、参加者同士に一体感が生まれるとても楽しい時間でした。ただし、サウナ室内はかなり体温が上がるため、開始前にしっかり水分補給をしておくことをおすすめします。
精算
帰る際は受付のスタッフの方にリストバンドを渡せば問題ありません。中で何かを購入した場合は追加精算が必要ですが、特になければそのまま出ることができます。
余談ですが、受付を出る際にラムネをくれました。

持ち物
ビーチサンダル
屋内・屋外問わず館内では常に履いて移動をすることになります。特に屋外で裸足は足が痛くなってしまうので、持っていくことをおすすめします。
水着
プールなどの水着着用エリアに行く方は必要です。サウナエリアに行く方も、一度プールエリアを通る必要があるため持って行ったほうが良いです。
バスタオル
プール利用・サウナ利用を問わず持っていくことをおすすめします。特にサウナエリアの場合は自分の体がスッポリ入るくらいの大判バスタオルを持っていきましょう。先ほど紹介したとおり、ドイツのサウナに入る際は、バスタオルを下に敷いてその上に座ったり寝そべったりするのが一般的なマナーです。
筆者は90 × 190cmの大判バスタオルを1枚持っていきました。かなり余裕のある大きさだったので、寝そべったりすることができ快適でした。
ちなみにバスタオルとバスローブはレンタルをすることもできますが、料金はデポジットを含めるとやや高めに設定されています。
- タオル: レンタル料5ユーロ + デポジット15ユーロ
- バスローブ: レンタル料7ユーロ + デポジット30ユーロ
※デポジット料金はタオル・バスローブを返却をすれば返ってきます
水
水分補給ができるものを持っていきましょう。先ほどの体験談でも触れましたが、サウナやアウフグースの前後は汗をかきやすいため、こまめな水分補給が快適に過ごすポイントになります。中でもドリンクなどを頼むことができますが、持って行ったほうが節約になります。
日焼け止め
施設内には屋外スペースもあるため日焼け止めがあると安心です。
まとめ
この記事では、ミュンヘン郊外にあるスパ・サウナ施設「テルメ・エルディング (Therme Erding) 」について、以下のポイントをご紹介しました。
- 公式サイトからの予約方法(実際に予約をして訪れた筆者の体験談)
- 施設概要や料金・営業時間などの基本情報(2026年の新エリア情報を含む)
- ミュンヘン中央駅からの行き方(Altenerding駅からの徒歩・バスルート)
- 当日の流れや持ち物、ドイツのサウナ文化と体験談
ヨーロッパ最大級の施設ということで、プールやサウナを1日中楽しむことができます。水着着用エリアから本格的なサウナエリアまで幅広く用意されているので、自分の楽しみたいスタイルに合わせて選んでみてください。
ぜひ、ミュンヘン旅行の際に足を運んでみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました!
