ビッグ・ベンやバッキンガム宮殿などの歴史ある建物と、最先端のカルチャーが同居するイギリスの首都「ロンドン」。大英博物館をはじめとする無料で楽しめる博物館や、本場のアフタヌーンティー、フィッシュ&チップスなど、何度訪れても新しい発見がある街です。
一方で、イギリスではETA(電子渡航認証)の取得が必要になり、旅行の前に済ませておきたい手続きが増えています。ユーロスターでパリやブリュッセルへ足をのばす方も多いでしょう。
ロンドン旅行を計画している方の中には、
- 「イギリスに入国するには、どんな手続きが必要?ETAはいつまでに申請すればいい?」
- 「大英博物館やアフタヌーンティーは、事前に予約したほうがいい?」
- 「ヒースロー空港から市内へは、どうやって移動するのがおすすめ?」
- 「持ち物は何を用意すればいい?コンセントの形や天気の変わりやすさが心配」
といった疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。
この記事では、ロンドン旅行の準備を「出入国関連」「予約関連」「支払い・保険関連」「通信関連」「持ち物」「アプリ関連」の6つのカテゴリに分けてご紹介します。それぞれの項目について、2026年の最新情報や、実際に旅行して役立ったポイントもあわせて解説します。
チェックリストとして使いながら、ひとつずつ準備を進めてみてください。ぜひロンドン旅行前の準備にお役立てください。
ロンドンは世界でもトップクラスのキャッシュレス都市です。レストランやカフェ、お店はもちろん、地下鉄やバスもクレジットカードのタッチ決済で乗れます。旅行の前に、海外で使いやすいクレジットカードを用意しておくと安心です。
- 年会費が永年無料
- 国際ブランドはVISAで、ロンドンでのタッチ決済にも対応しやすい
- 海外旅行保険が付いている(利用付帯:旅行代金や空港までの交通費などをエポスカードで支払うと補償の対象になります)
- 現地のATMで、ポンドを引き出す海外キャッシングにも使える
カードが届くまでには1〜2週間ほどかかることが多いので、旅行の日程が決まったら早めに申し込んでおきましょう。
ロンドン旅行準備チェックリスト
まずは、この記事で紹介する準備項目を一覧でご確認ください。準備が終わったものから、順番にチェックしていきましょう。
📋 出入国関連
- ETA(電子渡航認証)を申請
- Visit Japan Webを登録(日本帰国用)
📋 予約関連
- 航空券を予約
- ホテルを予約
- 観光スポットを予約
- レストラン・アフタヌーンティーを予約
- 空港から市内までの移動手段を予約(ヒースロー・エクスプレス)
- 国際列車を予約(近隣諸国も周遊する方)
📋 支払い・保険関連
- 現金(ポンド)を準備
- 海外旅行保険に加入
📋 通信関連
- 通信手段を準備(eSIM・海外ローミングがおすすめ)
- VPNを準備(セキュリティを重視する方)
📋 持ち物
- 貴重品
- 充電まわり
- 衣類・現金・バッグ類
- 防犯グッズ(スリ対策)
- あると便利な旅行グッズ
- 身の回りのもの
※それぞれの持ち物は「ロンドン旅行の準備|持ち物」で一覧にしています。
📋 アプリ関連
- Google Maps(グーグルマップ)
- Citymapper(シティマッパー)
- UK ETA(ETA申請の公式アプリ)
- Heathrow Express(ヒースロー・エクスプレスの公式アプリ)
- Eurostar(ユーロスターの公式アプリ)
ロンドン旅行の準備|出入国関連
まずは、イギリスへの入国と、日本への帰国に関わる準備です。2026年10月現在、日本のパスポートを持つ方が観光でイギリスに滞在する場合、最長6か月まではビザがいりません。ただし、出発前にETA(電子渡航認証)を取得しておく必要があります。
1. ETA(電子渡航認証)を申請する
ETA(Electronic Travel Authorisation)は、ビザなしでイギリスに短期滞在する人が、出発前にオンラインで取得する渡航認証です。アメリカのESTAと同じような仕組みと考えるとわかりやすいでしょう。日本のパスポートを持つ方は、2025年1月8日からETAが必要になりました。
ETAを持っていないと、日本の空港で飛行機に乗れないことがあります。旅行の日程が決まったら、早めに申請しておきましょう。実際に筆者も、日本の空港カウンターでETAを申請済みかどうか確認をされました。
- 申請料金:1人20ポンド(2026年4月8日に16ポンドから改定)
- 審査の期間:多くは1日ほどで結果が届くが、最大3営業日を見ておく
- 有効期間:承認から2年間(パスポートの期限が先に来る場合はその日まで)。期間内なら何度でも渡航できる
- 申請方法:公式アプリ「UK ETA」または公式サイトから申請(アプリがおすすめ)
※2026年10月現在の情報です。料金や制度の内容は変更される場合があるため、申請前にイギリス政府のETA公式サイト(英語)でご確認ください。
実際に公式アプリから申請したときは、夜の23時44分に申請を済ませ、わずか6分後に承認のメールが届きました。ただし、審査に時間がかかる場合もあるので、出発の1週間前までには申請を済ませておくと安心です。家族や友人と旅行する場合は、子どもを含めて1人ずつETAが必要です。
「ETA 申請」などで検索すると、イギリス政府の公式ではない申請代行サイトが表示されることがあります。こうしたサイトでは、代行手数料などの名目で、公式の申請料金より高い金額を請求されます。
ETAの申請は、公式アプリ「UK ETA」か、URLが「gov.uk」で終わるイギリス政府の公式サイトから行いましょう。
公式アプリ「UK ETA」での申請の流れや、入力画面ごとのポイントは、以下の記事で画像つきで解説しています。アプリの紹介は「アプリ関連」の「3. UK ETA」でもご紹介します。

2. Visit Japan Webを登録する(日本帰国用)
Visit Japan Webは、日本に帰国するときの税関申告などを、オンラインで事前に済ませられる日本政府のサービスです。登録しておくと、帰国時に紙の申告書を書く手間がなくなります。
登録は任意ですが、14時間ほどのフライトで疲れている帰国日には、空港での手続きが短くなるのは助かります。出発前の時間があるときに、アカウントの作成とパスポート情報の登録まで済ませておくと便利です。
Visit Japan Webの登録の流れや入力画面は、以下の記事で画像つきで紹介しています。

ロンドン旅行の準備|予約関連
続いて、航空券やホテル、観光スポット、レストラン、空港からの移動手段などの予約です。ロンドンは夏休みや年末年始を中心に観光客が多くなるので、旅行の日程が決まったら、できるところから予約を進めておきましょう。
1. 航空券を予約する
2026年10月現在、羽田空港からロンドンのヒースロー空港(LHR)へは、JALやANAなどの直行便が毎日運航しています。所要時間は約14時間です。移動時間を短くしたい方は直行便、費用をおさえたい方は中東やアジア、ヨーロッパの都市で乗り継ぐ便も候補になります。
夏休みや年末年始は、出発日が近づくほど希望の便が埋まりやすく、料金も上がりやすくなります。直行便と乗り継ぎ便の料金をまとめて比べたいときは、比較サイトを使うと便利です。出発日を前後に数日ずらして検索すると、もっと安い便が見つかることもあります。
乗り継ぎ便でロンドンへ向かう場合におすすめしたいのが、ドバイ乗り継ぎの「エミレーツ航空」です。サービスに定評があり、長時間のフライトでもリラックスして過ごせます。
- 機内食やアメニティの質が高く、長距離の移動でも疲れにくい
- ハブ空港であるドバイ国際空港(DXB)での乗り継ぎがスムーズ
- 機内エンターテインメントが充実していて、退屈しにくい
- 世界の航空会社ランキングでも高く評価されている
予算や快適さの優先順位に合わせて、候補のひとつとして検討してみてください。
2. ホテルを予約する
ロンドンは世界中から観光客が集まるため、立地のよいホテルや、料金のわりに快適なホテルは早めに埋まりやすい傾向があります。ホテル代も高めの街なので、旅行の日程が決まったら早めに押さえておくと安心です。
ロンドンは地下鉄(チューブ)の路線が多く、駅から近いホテルを選ぶと観光の移動が楽になります。ロンドン旅行でホテルを選ぶときに意識したポイントは、次のとおりです。
- 治安:ホテル周辺の安全性(特に夜の雰囲気や人通り)
- 立地:地下鉄の駅が近く、観光スポットや空港へのアクセスがよいか
- 部屋:部屋の広さ・清潔さ・Wi-Fiの状況(古い建物のホテルは部屋がせまいこともあります)
- 予算:宿泊費と、観光・食事・お土産にかける費用とのバランス
- 口コミ:実際の宿泊者のレビューや写真で、気になる点がないか
同じホテルでも、予約サイトによって料金やキャンセルの条件が違うことがあります。アゴダ(Agoda)・エクスペディア(Expedia)・Booking.comなど、いくつかのサイトを見比べてから決めると、希望の条件に近いホテルが見つかりやすくなります。
市内のホテル代が高いと感じる方は、ヒースロー空港のホテルに泊まるのもひとつの方法です。実際にロンドンを訪れたときは、空港直結のホテルに泊まり、毎日エリザベス線(日によってはヒースロー・エクスプレス)で市内へ通いました。到着日や出発日の移動が楽になるのもうれしいポイントです。

3. 観光スポットを予約する
ロンドンには、大英博物館やウェストミンスター寺院、バッキンガム宮殿など、世界中から観光客が集まるスポットがたくさんあります。行きたい場所が決まったら、公式サイトから日時を指定して事前に予約しておくと、チケット売り場の行列に並ばずに済みます。
事前予約を検討したい主な観光スポットは、次のとおりです。
- 大英博物館:常設展は無料。無料の入場チケット(時間指定)を公式サイトで予約しておくと安心
- ウェストミンスター寺院:大人32ポンド。日曜日は観光での入場ができないので注意
- バッキンガム宮殿:宮殿の中を見学できるのは夏の一般公開の時期が中心。2027年夏のチケットは2026年11月に発売予定
※2026年10月現在の情報です。料金や公開期間は変更される場合があるため、予約前に大英博物館・ウェストミンスター寺院・バッキンガム宮殿の各公式サイト(英語)でご確認ください。
大英博物館は、開館時間の10:00より前に行くと入口の門がまだ閉まっています。実際に9:30ごろに着いたときには、すでに入口の前に列ができていました。開館に合わせて行く方は、少し早めに向かっておくとスムーズです。
各スポットの公式サイトでの予約方法や、最寄り駅からの行き方は、以下の記事で画像つきで解説しています。



4. レストラン・アフタヌーンティーを予約する
ロンドンに来たら、本場のアフタヌーンティーや、イギリスの国民食であるフィッシュ&チップスを楽しみたいところです。人気のお店は数週間前から予約が埋まることもあるので、行きたいお店が決まったら公式サイトから予約しておきましょう。
アフタヌーンティーで人気なのが、英国王室御用達の老舗「フォートナム&メイソン(Fortnum & Mason)」の本店にあるティーサロンです。実際に利用したときは、アフタヌーンティー代が84ポンド、サービス料12.5%を加えた合計が94.5ポンドでした。
📌 実際に予約して利用したロンドンのお店
- フォートナム&メイソン(Fortnum & Mason):本店4階のティーサロンで、格式あるアフタヌーンティーを楽しめます。来店の48時間前を過ぎてからのキャンセルは、1人40ポンドのキャンセル料がかかる場合があります
- ザ・メイフェア・チッピー(The Mayfair Chippy):ミシュランガイドに掲載された実績のある、フィッシュ&チップスの人気店です
- フラット アイロン(Flat Iron):看板メニューのステーキを15ポンドで楽しめる、コスパのよいお店です。人気の時間帯は行列ができることもあります
- バンコーネ(Bancone):コヴェント・ガーデンにある人気のパスタ店です。予約は公式サイトからのみ受け付けています
ロンドンのレストランでは、12.5%前後のサービス料が会計に含まれていることが多くあります。サービス料が含まれている場合は、別にチップを渡す必要はありません。
※上記は訪問時の体験です。料金や予約のルールは変更される場合があるため、来店前に各店の公式サイトでご確認ください。それぞれのお店の予約方法や当日の流れは、以下の記事で写真つきで紹介しています。




5. 空港から市内までの移動手段を予約する(ヒースロー・エクスプレス)
ヒースロー空港からロンドン市内へ向かうなら、空港とパディントン駅(London Paddington)をノンストップで結ぶ特急列車「ヒースロー・エクスプレス(Heathrow Express)」が便利です。ターミナル2・3から約15分、ターミナル5から約21分でパディントン駅に着き、通常は15分間隔で運行しています。
ヒースロー・エクスプレスは、30日以上前に公式サイトや公式アプリで予約すると、早割の「Advance Discounted Single」が使えます。当日に買うよりかなり安くなるので、フライトの日程が決まったら予約しておきましょう。
| チケットの種類 | 料金(片道) | 買い方 |
|---|---|---|
| 早割(Advance Discounted Single) | 10ポンド〜 | 30日以上前に公式サイト・アプリで予約 |
| 通常の片道(当日購入) | 26ポンド | 券売機・タッチ決済など |
※スタンダードクラスの大人料金です(2026年10月現在)。早割チケットは日付が決まっていて、変更や払い戻しはできません。料金や条件は変更される場合があるため、ヒースロー・エクスプレス公式サイト(英語)でご確認ください。
📌 ヒースロー・エクスプレスを使うときのポイント
- 駅があるのはターミナル2・3とターミナル5。ターミナル4に着いた場合は、無料で乗れるエリザベス線でターミナル2・3駅へ移動する
- 車内には大きなスーツケースを置ける荷物スペースや、無料Wi-Fiがある
- 当日はメールやアプリのQRコードを改札にかざして乗車する
ホテルがパディントン駅から遠い場合は、市内の主要駅に乗り換えなしで行けるエリザベス線(約30〜45分・片道15.50ポンド)や、料金が安い地下鉄ピカデリー線(約50〜60分・片道5.90ポンド)も選択肢になります。どちらもクレジットカードのタッチ決済で乗れるので、事前の予約はいりません。
公式サイト・公式アプリでのヒースロー・エクスプレスの予約手順は、以下の記事で画像つきで解説しています。

3つの移動手段の比較や、空港の案内板の見方は、以下の記事でまとめています。

6. 国際列車を予約する(近隣諸国も周遊する方)
ロンドンからは、国際高速列車「ユーロスター(Eurostar)」で、ヨーロッパの都市へ乗り換えなしで移動できます。発着駅は、ロンドン中心部にあるセント・パンクラス駅(St Pancras International)です。空港へ行く手間がなく、街の中心から中心へ移動できるのが魅力です。
- ロンドン〜パリ:最速で約2時間15分
- ロンドン〜ブリュッセル:最速で約2時間
- ロンドン〜アムステルダム:最速で約4時間
- 座席クラスは「Eurostar Standard」「Eurostar Plus」「Eurostar Premier」の3つ。料金は日程や列車によって変わり、出発日が近づくと高くなる傾向がある
※所要時間は最速の列車の目安です。運行状況や料金は、ユーロスター公式サイト(英語)でご確認ください。
ユーロスターは国境を越える列車のため、乗車前に駅で保安検査と出入国審査を受けます。イギリスはシェンゲン協定に入っていないので、パリやブリュッセルなどへ向かうときは、セント・パンクラス駅でシェンゲン協定エリアへの入国審査も行われます。時間に余裕を持って駅に着いておきましょう。
ブリュッセル南駅からロンドンのセント・パンクラス駅まで、ユーロスターの「Eurostar Plus」を利用しました。
- チェックイン:出発の1時間ちょっと前から始まりました。駅が広く案内表示もわかりにくかったので、出発の90分前くらいに駅に着いておくと落ち着いて手続きできます
- 車内:Standardより座席にゆとりがあり、出発から1時間ほどでチキンサラダなどの軽食が席まで運ばれてきました
- 日帰り旅行:ロンドンから日帰りでブリュッセルを訪れたときは、支払いをすべてカードで済ませ、一度も現金を使いませんでした
ユーロスターの公式アプリでの予約手順や、座席クラスごとの変更・キャンセルのルールは、以下の記事で詳しく解説しています。アプリの紹介は「アプリ関連」の「5. Eurostar」でもご紹介します。


ブリュッセルもあわせて訪れる方は、以下の記事で旅行前の準備をまとめています。

ロンドン旅行の準備|支払い・保険関連
ここでは、現地でのお金の準備と、万が一に備える海外旅行保険についてご紹介します。どちらも出発前に決めておくと、現地で安心して過ごせます。
1. 現金(ポンド)を準備する
イギリスの通貨は、ユーロではなくポンド(GBP)です。ロンドンはキャッシュレス化がとても進んでいて、お店やレストランだけでなく、地下鉄やバスもクレジットカードのタッチ決済で利用できます。支払いのメインはクレジットカードで問題ありません。
とはいえ、小さなお店やマーケットの屋台、有料の公衆トイレなどでは、現金があると助かる場面もあります。「どのタイミングで、どの方法でポンドを用意するか」を出発前に決めておくと、到着後に慌てずに済みます。ポンドを用意する主な方法は、次の3つです。
- 日本の空港などで両替する:到着してすぐに現金を使えますが、レートはあまりよくない傾向があります
- ロンドンの空港や街の両替所で両替する:到着後に必要な分だけ両替できます。レートや手数料はお店によって違うため、両替前に表示を確認しましょう
- 現地のATMで海外キャッシングを利用する:クレジットカードで現地通貨を引き出せます
ATMやお店のカード払いで「日本円で支払うか、現地通貨で支払うか」を聞かれた場合は、現地通貨(GBP)を選ぶと、余分な為替手数料をおさえやすくなります。
※海外キャッシングには利息やATM手数料がかかります。帰国後に早めに返済すると利息をおさえられるので、返済方法をカード会社の公式サイトで確認しておきましょう。
用意する現金の目安は、経験上「滞在日数 × 10ポンド」程度です。人が多い場所ではスリにも気をつけたいので、多額の現金は持ち歩かないようにしましょう。
ロンドン旅行では、日本の空港で1万円分ほどをポンドに両替して持っていきました。ほとんどの支払いはタッチ決済で済んだため、現金は予備として持っておく程度で十分でした。
- 通信トラブルなどで一時的にカードが使えなかったときに、少額の現金に助けられた
- 余ったポンドは、帰りの空港でのお土産の購入に使えたので、使い道に困らなかった
カードが中心でも、いざというときのために少額のポンドを持っておくと心強いです。
2. 海外旅行保険に加入する
イギリスで病院を受診した場合、旅行者は医療費を自分で支払うことになり、高額になることがあります。病気やけが、盗難、飛行機の遅れなどに備えて、短い旅行でも海外旅行保険を準備しておくと安心です。
ピカデリー・サーカスやコヴェント・ガーデンなど観光客が多い場所ではスリの被害もあるため、持ち物が盗まれたときに補償される「携行品損害」が付いているかも確認しておきましょう。海外旅行保険の準備方法は、主に次の2つです。
- クレジットカード付帯の保険:カードを持っているだけで使える「自動付帯」と、旅行代金などをそのカードで支払うと使える「利用付帯」があります
- 保険会社の海外旅行保険:補償の内容や金額を自分で選んで加入できます
クレジットカード付帯の保険だけでは補償が足りないと感じる場合は、保険会社の保険を組み合わせる方法もあります。医療費・携行品・賠償責任などをバランスよくカバーしておくと、旅行中の安心感が高まります。
年会費をかけずに海外旅行保険を準備したい方には、エポスカードが候補になります。年会費は永年無料で、国際ブランドはVISAです。海外旅行保険は利用付帯のため、空港までの交通費や旅行代金などをエポスカードで支払うことで補償の対象になります。
※2026年10月現在の情報です。補償の内容や付帯条件は変更される場合があるため、申し込み前にエポスカード公式サイトでご確認ください。
ロンドン旅行の準備|通信関連
ここでは、現地でスマートフォンを使うための通信手段と、フリーWi-Fiを安全に使うためのVPNについてご紹介します。
1. 通信手段を準備する(eSIM・海外ローミングがおすすめ)
ロンドンでは、地図アプリでの移動やお店探し、電子チケットの表示、交通アプリでの運行状況の確認など、スマートフォンを使う場面がたくさんあります。現地で困らないよう、出発前に通信手段を準備しておきましょう。
おすすめはeSIMと海外ローミングです。どちらもスマートフォン上で手続きが完結し、到着後すぐに使い始められます。
| 通信手段 | メリット | 注意点 |
|---|---|---|
| eSIM | オンラインで購入でき、SIMカードの差し替えが不要 | eSIMに対応したスマートフォンが必要 |
| 海外ローミング | いつも使っているスマートフォンをそのまま使える | 料金プランによっては割高になることがある |
| SIMカード | 料金が比較的安いものが多い | SIMカードの差し替えが必要 |
| レンタルWi-Fi | 1台を複数人で使える | 受け取り・返却の手間があり、本体の充電も必要 |
ユーロスターでパリやブリュッセルへも足をのばす方は、eSIMを選ぶときにイギリスとEUの両方で使えるプランかどうかを確認しておきましょう。「ヨーロッパ向け」という名前でも、イギリスが対象外のプランもあります。
ロンドン旅行では、楽天モバイルの海外ローミングを利用しました。毎月2GBまで追加料金なしで使えるため、通常の使い方であれば2GBで問題なく過ごせました。
- 主な用途:地図アプリ・レストラン検索・SNS投稿など通常の使い方
- 結果:追加料金なしで滞在中を快適に過ごせた
- アプリから簡単にローミングのオン・オフを切り替えられて便利
2. VPNを準備する(セキュリティを重視する方)
ホテルや空港、カフェなどの無料Wi-Fiは便利ですが、通信が暗号化されていない場合、第三者に情報をのぞき見られるおそれがあります。ネットバンキングやクレジットカード情報の入力など、大切な通信をする予定がある方は、VPN(仮想プライベートネットワーク)の利用も検討してみてください。
- 公共のWi-Fiを使うときに、情報がもれるリスクを減らせる
- 日本国内向けの動画サービスなどを、海外からも見られるようになる
※動画サービスによっては、VPNを使った視聴を利用規約で認めていない場合があります。利用前に各サービスの規約をご確認ください。
VPNの仕組みや、実際に利用している「NordVPN(ノードブイピーエヌ)」のプラン・料金・使い方は、以下の記事で詳しく解説しています。

ロンドン旅行の準備|持ち物
ここでは、ロンドン旅行で用意しておきたい持ち物を「貴重品」「充電まわり」「衣類・現金・バッグ類」「防犯グッズ(スリ対策)」「あると便利な旅行グッズ」「身の回りのもの」の6つに分けてご紹介します。
ロンドンは「1日の中に四季がある」と言われるほど天気が変わりやすい街です。コンセントの形も日本やヨーロッパ大陸とは違うため、天気の変化や電源への対策を意識した持ち物も準備しておくと安心です。
まずは、持ち物の一覧をご確認ください。準備ができたものから、順番にチェックしていきましょう。
📋 ロンドン旅行の持ち物リスト
【貴重品】
- パスポート
- クレジットカード
- スマートフォン
【充電まわり】
- モバイルバッテリー
- ACアダプター
- 充電ケーブル
- 変換プラグ(BFタイプ)
【衣類・現金・バッグ類】
- 衣類(重ね着できる服+羽織るもの)
- 歩きやすい靴
- 現金(ポンド)
- スーツケース
- 小さめのバッグ
【防犯グッズ(スリ対策)】
- セキュリティポーチ
- スマホショルダー
- 南京錠(TSAロック対応)
- ワイヤーロック
- カラビナ
【あると便利な旅行グッズ】
- AirTag(紛失防止タグ)
- ラゲッジスケール(手荷物計量器)
- プライオリティ・パス(Priority Pass)
- イヤホン/ヘッドホン
- AirFly(Bluetoothトランスミッター)
- スリッパ
- 洗濯グッズ(アタックどこでもお洗濯など)
【身の回りのもの】
- アメニティ類(歯ブラシ等)
- 眼鏡・コンタクトレンズ
- 帽子・サングラス・日焼け止め
- ウェットティッシュ・除菌グッズ
- 折り畳み傘
- エコバッグ
1. 貴重品
パスポート
パスポートは、海外旅行で最も大切な持ち物です。イギリスに入国するときは、滞在する期間中ずっと有効なパスポートが求められます。ただし、乗り継ぎをする国のルールや、予定外に滞在が延びる場合に備えて、6か月以上の残存期間があるとより安心です。
ETAはパスポートに結びついているため、ETAを取ったあとにパスポートを新しくした場合は、ETAも申請し直す必要があります。旅行を決めたら、ETAを申請する前にパスポートの有効期限を確認しておきましょう。
クレジットカード
ロンドンでは、ホテルやレストランだけでなく、マーケットの屋台や小さなお店でもクレジットカードが使えます。地下鉄(チューブ)やバス、エリザベス線も、タッチ決済に対応したカードを改札にかざすだけで乗れるので、交通カードの「オイスターカード」を買う必要はありません。
タッチ決済で乗ると、1日の運賃に上限(デイリーキャップ)が自動でかかります。たとえばゾーン1〜2の地下鉄なら、1日に何回乗っても8.90ポンドまでです(2026年10月現在)。乗るときと降りるときは、同じカードをタッチするようにしましょう。
盗難・紛失・磁気不良・システム障害などでカードが使えなくなったときに備えて、VISAやMastercardなど国際ブランドの違うカードを2〜3枚持っていくと安心です。海外旅行の際は、VISA・Mastercard・American Expressの3枚を携帯するようにしています。
地下鉄・バスの運賃や乗り方、デイリーキャップのしくみは、以下の記事で詳しく解説しています。

スマートフォン
ロンドン旅行では、地図の確認や観光スポットの電子チケットの表示、ヒースロー・エクスプレスやユーロスターのQRコードの表示など、旅行中のほとんどの場面でスマートフォンを使います。Apple PayやGoogle Payを設定しておけば、地下鉄やバスにスマートフォンをかざして乗ることもできます。
電池が切れると、チケットを見せられなかったり、支払いができなかったりして困ってしまいます。次の「充電まわり」で紹介するモバイルバッテリーなどとあわせて準備しておきましょう。
2. 充電まわり
モバイルバッテリー
ロンドン旅行では、地図や電子チケット、タッチ決済でスマートフォンを長い時間使うため、観光の途中で電池が少なくなりがちです。博物館や街歩きで1日中出かける日は、モバイルバッテリーがあると安心です。
モバイルバッテリーは預け荷物に入れられないため、機内に持ち込む手荷物に入れておきましょう。容量は、スマートフォンを2回ほど充電できる10,000mAhくらいのものが使いやすいです。
※モバイルバッテリーの機内持ち込みのルール(容量や個数、機内での使用制限など)は航空会社によって異なります。乗り継ぎ便を利用する場合は、それぞれの航空会社の公式サイトで確認しておくと安心です。
ACアダプター
スマートフォンやモバイルバッテリーをコンセントから充電するには、ACアダプターが必要です。最近はUSBの差し込み口があるホテルも増えていますが、建物が古いホテルやB&B(朝食付きの小さな宿)に泊まる場合に備えて、持っていくと安心です。
イギリスの電圧は230Vで、日本の100Vより高くなっています。最近のスマートフォンやパソコンのACアダプターは、多くが100〜240Vに対応しているので、本体に「INPUT 100-240V」のような表示があれば、変圧器なしで使えます。
充電ケーブル
充電ケーブルは、持っていくのを忘れたり、ホテルに置き忘れたりしやすい持ち物です。なくすと充電ができなくなるので、予備を1本持っていくと安心です。
USB Type-CやLightningなど、持っていく機器に合ったケーブルを確認しておきましょう。スマートフォンとモバイルバッテリーを同時に充電したい方は、差し込み口が2つ以上あるACアダプターも便利です。
変換プラグ(BFタイプ)
イギリスのコンセントは、四角い穴が3つ並んだ「BFタイプ」が主流です。日本の「Aタイプ」のプラグはそのまま差し込めないので、変換プラグを用意しておきましょう。
BFタイプは、フランスやベルギーなどヨーロッパ大陸で使われている「Cタイプ」とも形が違います。ユーロスターで周遊する方は、いろいろな国のコンセントに対応したマルチタイプの変換プラグが便利です。世界中のコンセントに対応した変換プラグがあると、イギリスでもほかのヨーロッパの国でも快適に使用できます。
3. 衣類・現金・バッグ類
衣類(重ね着できる服+羽織るもの)
ロンドンは「1日の中に四季がある」と言われるほど天気が変わりやすく、晴れていたと思ったら急に雨が降ったり、気温が下がったりすることがあります。旅行の時期にかかわらず、重ね着をして体温を調整しやすい服装を選びましょう。
夏でも朝晩は肌寒く感じる日があり、美術館や博物館の中は冷房が効いていることもあります。薄手のジャケットやカーディガンなど、さっと羽織れるものを1枚持っていくと安心です。アフタヌーンティーや高級レストランに行く予定の方は、お店のドレスコードを確認し、きれいめの服も用意しておきましょう。
歩きやすい靴
ロンドン観光では、広い博物館の見学や公園の散策、地下鉄の駅での乗り換えなどで、思った以上にたくさん歩きます。スニーカーなど履き慣れた靴を用意しておくと疲れにくくなります。
雨が降りやすい街なので、水がしみ込みにくい靴だとさらに快適です。新しい靴を持っていく場合は、旅行の前に何度か履いて足になじませておくと、靴ずれを防げます。
現金(ポンド)
ロンドンはキャッシュレス決済が中心ですが、小さなお店や有料の公衆トイレ、カードが使えないトラブルのときなど、現金があると助かる場面もあります。持っていく金額は「滞在日数 × 10ポンド」くらいが目安です。
両替や海外キャッシングなど、ポンドの用意のしかたは「支払い・保険関連」の「1. 現金(ポンド)を準備する」でご紹介しています。
スーツケース
スーツケースは、旅行の日数やお土産の量にあわせて選びましょう。ロンドンには紅茶やお菓子など魅力的なお土産がたくさんあるので、帰りの荷物が増えることも考えて、少し余裕のあるサイズを選ぶと安心です。
ロンドンの地下鉄の駅には、エレベーターやエスカレーターがない駅もあります。軽くて持ち上げやすく、キャスターがなめらかに動くものを選ぶと移動が楽になります。海外旅行に行く回数がそれほど多くない方なら、スーツケースをレンタルするのもひとつの方法です。
小さめのバッグ
観光地や人の多い場所で大きなバッグを持ち歩くのは、動きにくいうえに防犯の面でもおすすめできません。斜めがけできるショルダーバッグや、体の前で持てるボディバッグがあると、身軽に動けます。
ロンドンは比較的治安のよい街ですが、ピカデリー・サーカスやコヴェント・ガーデン、混雑した地下鉄の中などではスリに注意が必要です。ファスナーがしっかり閉まるものや、体の前で持てるつくりのバッグを選ぶと安心です。
4. 防犯グッズ(スリ対策)
ロンドンでは、観光客をねらったスリや置き引き、スマートフォンのひったくりが起きています。特に人が集まる観光スポットや地下鉄、歩道でスマートフォンを手に持っているときは注意しましょう。防犯グッズを組み合わせて、盗まれにくい状態をつくっておくと安心です。
セキュリティポーチ
セキュリティポーチは、パスポートやクレジットカード、現金などを服の下に入れて持ち歩けるポーチです。人が多い観光スポットや地下鉄でも、貴重品が外から見えないので安心感があります。
服の下に入れても目立たない薄いものや、カードの情報を読み取られるのを防ぐスキミング防止機能つきのものがおすすめです。愛用しているLiberFlyer(リバーフライヤー)の「セキュリポ」は、この2つを満たしていて収納力もあり、使い勝手のよい商品です。
スマホショルダー
スマホショルダーは、スマートフォンをストラップで肩から下げられるアイテムです。地図を見たり、電子チケットを表示したり、タッチ決済で支払ったりする機会が多いロンドン旅行では、すぐに取り出せるので重宝します。
体の前でスマートフォンを持っておけるので、ひったくりや置き忘れ、落下を防げるのもうれしいポイントです。シンプルでデザイン性の高いスタンダードプロダクツ(Standard Products)のショルダーストラップを愛用しています。安価で丈夫なため、旅行用としてもおすすめです。
南京錠(TSAロック対応)
リュックやバッグのファスナーに南京錠をつけておくと、スリにファスナーを開けられるのを防げます。鍵をなくす心配がなく、すぐに開け閉めできるダイヤル式が使いやすいです。
スーツケースにも使う場合は、TSAロック対応のものを選びましょう。空港で検査員が中身を確認するときに、鍵を壊さずに開けてもらえます。旅行では、4桁のダイヤルロック(TSAロック対応)の南京錠を使用しています。
ワイヤーロック
ワイヤーロックは、バッグを椅子やテーブルの脚につないで固定できる鍵です。カフェやレストランでバッグを椅子にかけておくと、少し目を離したすきに持ち去られる「置き引き」を防げます。
ホテルの部屋で、スーツケースを動かせない家具につないでおく使い方もできます。南京錠と組み合わせれば、ファスナーのロックと荷物の固定を同時にできるので、さらに安心です。旅行では、自転車用のワイヤーロック(4桁のダイヤル式)を使っています。
カラビナ
カラビナは、リュックやバッグのファスナーの引き手どうしをつないで、開けにくくするのに使えます。バッグの持ち手を椅子の背もたれに引っかけておけば、置き引き対策にもなります。
100円ショップでも手に入るので、バッグに合うサイズのものをいくつか持っていくと便利です。
ヨーロッパでのスリの手口や、ほかのおすすめ防犯グッズは、以下の記事で詳しくまとめています。

5. あると便利な旅行グッズ
AirTag(紛失防止タグ)
AirTag(エアタグ)は、Appleの紛失防止タグです。スーツケースに入れておくと、荷物がどこにあるかをiPhoneの「探す」アプリで確認できます。
ヒースロー空港のような大きな空港では、預けた荷物がなかなか出てこないと不安になるものです。特に乗り継ぎ便を利用する場合は、荷物が乗り継ぎの空港で積み残されることもあるため、今どこにあるのかを知る手がかりになります。
※AirTagを使うには、iPhoneなどのApple製品が必要です。Androidのスマートフォンを使っている方は、Androidに対応した紛失防止タグを選びましょう。
ラゲッジスケール(手荷物計量器)
ラゲッジスケールは、スーツケースの重さを量れる小さな計量器です。預け荷物の重さには航空会社ごとに上限があり、超えると追加料金がかかることがあります。ヨーロッパの都市をLCC(格安航空会社)で周遊する方は、重さの上限が厳しいことが多いので注意しましょう。
ロンドンでは紅茶やお菓子など、ついお土産を買いすぎてしまいがちです。ホテルで重さを量っておけば、空港で慌てずに済みます。スーツケースの持ち手に引っかけて持ち上げるだけなので、使い方も簡単です。

プライオリティ・パス(Priority Pass)
プライオリティ・パスは、世界各地の空港ラウンジを使える会員証です。ラウンジでは、飲み物や軽食をとりながら、出発までの時間を静かに過ごせます。
ヒースロー空港での出発前の待ち時間や、乗り継ぎ空港での休憩に特に役立ちます。ヒースロー空港で実際に利用したラウンジは、以下の記事で紹介しています。


イヤホン/ヘッドホン
日本からロンドンまでは、直行便でも14時間ほどの長い移動になります。機内で映画や音楽を楽しむのに、イヤホンやヘッドホンがあると便利です。
ノイズキャンセリング機能つきのものなら、飛行機のエンジンの音がおさえられ、機内で眠りやすくなります。
AirFly(Bluetoothトランスミッター)
AirFly(エアフライ)は、機内のモニターのイヤホンジャックにつないで使うBluetoothトランスミッターです。機内の映画などはふつう有線のイヤホンで聴きますが、AirFlyがあれば、いつものワイヤレスイヤホンで楽しめます。
長時間のフライトでも、使い慣れたイヤホンで快適に過ごせます。使う前に充電が必要なので、出発前に充電を済ませておきましょう。
スリッパ
イギリスのホテルには、スリッパを置いていないところが多くあります。部屋の中で靴を脱いでくつろぎたい方は、持っていくと快適に過ごせます。長時間のフライトで、機内で靴を脱いで過ごしたい場合にもおすすめです。
費用を抑えたい場合は、100円ショップなどで販売されているトラベル用のスリッパで十分です。衛生的観点から、旅行の度に新しいものを購入し、一回ごとに使い捨てにしています。
洗濯グッズ(アタックどこでもお洗濯など)
長く滞在する予定の方や、ユーロスターでパリやブリュッセルなどを周遊する方は、携帯用の洗剤や洗濯袋を持っていくと、ホテルで下着やTシャツを洗えて便利です。着替えの枚数を減らせるので、荷物を軽くしたい方にもおすすめです。
※旅行用の洗濯グッズは乾きづらいというデメリットがあります。厚手のズボンを手洗いした際、完全に乾くのに2日間かかりました。薄手の下着やTシャツであれば一晩で乾くことが多いので、残りの滞在日数に合わせて使うのがおすすめです。
6. 身の回りのもの
アメニティ類(歯ブラシ等)
環境への配慮から、ロンドンでも歯ブラシなどのアメニティを置いていないホテルが増えています。海外の歯ブラシはヘッドが大きく、使いにくいと感じることもあるので、普段使っている歯ブラシや洗顔料、スキンケア用品などをトラベル用の小さなサイズで持っていくと安心です。
※化粧水などの液体を機内に持ち込む場合は、容器の大きさなどにルールがあります。詳しくは利用する航空会社の公式サイトでご確認ください。
眼鏡・コンタクトレンズ
眼鏡やコンタクトレンズを使っている方は、旅行の日数分に加えて、予備や洗浄液も用意しておきましょう。現地で壊したりなくしたりすると、同じものを手に入れるのは簡単ではありません。
機内は乾燥しやすいため、コンタクトレンズの方は目薬や、途中で眼鏡に切り替えられるよう眼鏡ケースも手荷物に入れておくと快適です。
帽子・サングラス・日焼け止め
ロンドンは曇りの日が多いイメージがありますが、晴れた日の日差しは思いのほか強く感じます。春から夏にかけて訪れる方は、公園の散策やマーケットめぐりなど屋外で過ごす時間に備えて、日差し対策をしておきましょう。
帽子は熱中症対策や急な小雨よけに、サングラスはまぶしい日差しから目を守るのに役立ちます。日焼け止めは、汗で落ちやすいので、こまめに塗り直せるよう小さめのものを持ち歩くと便利です。
ウェットティッシュ・除菌グッズ
バラ・マーケットなどでの食べ歩きや、近くに手を洗う場所がないときに、ウェットティッシュがあると手を清潔に保てます。除菌タイプなら、食事の前の手ふきにも安心して使えます。
公園でのピクニックや、地下鉄の手すりにさわったあとにも使えるので、除菌ジェルも1つ持っておくと便利です。

折り畳み傘
ロンドンは、季節を問わず急な小雨が降りやすい気候です。現地の人はフードをかぶって済ませることも多いですが、観光で長い時間歩く場合は、折り畳み傘をバッグに入れておくと役立ちます。
ロンドンは風が強い日もあるため、骨組みがしっかりした丈夫なタイプを選ぶのがおすすめです。軽くてコンパクトなものなら、毎日持ち歩いても負担になりません。
エコバッグ
イギリスでは、スーパーやお店のレジ袋が有料のところが多くあります。折りたためるエコバッグを1つ持っておくと、スーパーでの買い物やお土産を持ち帰るときに役立ちます。
スーパーでは、紅茶やビスケットなど、手ごろな価格でイギリスらしいお土産も見つかります。たくさん入れても破れにくい、丈夫なエコバッグを選ぶのがおすすめです。
ロンドン旅行の準備|アプリ関連
最後に、ロンドン旅行で入れておきたいアプリをご紹介します。どれも無料でダウンロードできるので、現地で慌てないよう、日本にいるうちにダウンロードと初期設定を済ませておきましょう。
1. Google Maps(グーグルマップ)
Google Maps(グーグルマップ)は、ロンドン旅行で最も活躍するアプリのひとつです。観光スポットやレストランを探せるだけでなく、地下鉄やバスを使ったルートも調べられるので、初めての場所でも迷いにくくなります。
便利なのが、オフラインマップの機能です。出発前にWi-Fiのある場所で、ロンドン中心部や訪れる予定のエリアの地図をダウンロードしておけば、電波が弱い地下鉄の駅などでも現在地やルートを確認できます。
2. Citymapper(シティマッパー)
Citymapper(シティマッパー)は、ロンドンで生まれた乗り換え案内アプリです。地下鉄・バス・エリザベス線など、ロンドンの複雑な交通機関を乗りこなすのに役立ちます。
- 地下鉄やバスの運行状況(遅れや運休)がリアルタイムでわかる
- 乗り換えに便利な車両の位置や、駅の出口まで案内してくれる
- 目的地までの所要時間と運賃の目安を確認できる
ロンドンでは、地下鉄の工事やストライキで一部の路線が止まることもあります。運行状況をすぐに確認できるので、市内を頻繁に移動する予定の方は入れておくと安心です。
3. UK ETA(ETA申請の公式アプリ)
UK ETAは、イギリス政府(内務省)が提供するETA申請の公式アプリです。イギリス政府の公式サイトでも、アプリからの申請が最も簡単な方法として案内されています。
- スマートフォンのカメラでパスポートを読み取れるので、入力の手間が少ない
- 顔写真の撮影もアプリ内で完結する
- 申請料金はクレジットカードやApple Pay・Google Payで支払える
アプリ自体は無料で、申請時に20ポンドの申請料金がかかります。申請には、パスポート・クレジットカード・メールアドレスを用意しておきましょう。
4. Heathrow Express(ヒースロー・エクスプレスの公式アプリ)
Heathrow Expressは、ヒースロー・エクスプレスの公式アプリです。チケットの予約から当日の乗車まで、アプリひとつで済ませられます。
- 公式サイトと同じく、30日以上前の予約で早割(10ポンド〜)が使える
- チケットがアプリ内に保存され、改札でQRコードをかざすだけで乗れる
- Apple Pay・Google Payでスムーズに支払える
5. Eurostar(ユーロスターの公式アプリ)
Eurostarは、ユーロスターの公式アプリです。チケットの予約や管理、電子チケットの表示、運行状況の確認ができます。パリやブリュッセルなどへ移動する予定の方は、出発前に入れておくと便利です。
- QRコードのチケットがアプリ内に保存され、印刷しなくても乗れる
- 購入後の座席の指定や変更がアプリ上でできる
- 遅れなどの運行情報を通知で受け取れる
アプリの表示だけに頼らず、予約確認のメールも保存しておくと、スマートフォンの電池が切れたときなどの備えになります。
ロンドン旅行の準備に関するよくある質問(FAQ)
ロンドン旅行の準備や持ち物について、よくある疑問をQ&A形式でまとめました。出発前にぜひご確認ください。
- ロンドン旅行の準備はいつから始めればいいですか?
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航空券やホテルは、出発の2〜3か月前からチェックしておくのがおすすめです。選べる便や部屋が多く、料金も比べやすくなります。ヒースロー・エクスプレスの早割は30日以上前の予約が条件なので、フライトが決まったらあわせて予約しておきましょう。
パスポートの更新やクレジットカードの発行など時間がかかるものも含めて、遅くとも出発の1か月前までには大まかな準備を終えておくと安心です。
- ロンドン旅行にビザやETAは必要ですか?
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日本のパスポートを持つ方が観光で滞在する場合、最長6か月までビザはいりません。ただし、出発前にETA(電子渡航認証)を取得しておく必要があります。申請料金は20ポンドで、有効期間は2年間です(2026年10月現在)。
最新の情報はイギリス政府の公式サイト(英語)や在英国日本国大使館でご確認ください。
- ETAの申請は、出発のどれくらい前にすればいいですか?
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多くの申請は1日ほどで結果が届きますが、イギリス政府は最大3営業日を見ておくよう案内しています。追加の確認で時間がかかることもあるため、出発の1週間前までに申請しておくと安心です。一度承認されれば2年間有効なので、旅行が決まった段階で早めに済ませておくのもおすすめです。
- ロンドン旅行中、現金とカードはどのくらいのバランスがいいですか?
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ロンドンはキャッシュレス化がとても進んでいるため、支払いのメインはクレジットカード、補助として少額の現金というバランスがおすすめです。日本で1万円分ほどをポンドに両替して行ったときも、ほとんど使わずに済みました。
目安としては「滞在日数 × 10ポンド」程度の現金+クレジットカード複数枚という組み合わせで、ほとんどの場面に対応できます。
- ロンドンでの通信手段はどれがおすすめですか?
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eSIMまたは海外ローミングがおすすめです。どちらもスマートフォン上で手続きが完結し、到着後すぐに利用できます。楽天モバイルの場合、毎月2GBまで追加料金なしで海外ローミングが使えるため、短期の旅行なら十分です。ユーロスターでEUの国へも行く方は、イギリスとEUの両方で使えるプランを選びましょう。
- イギリスのコンセントは何タイプですか?変圧器は必要ですか?
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イギリスのコンセントは「BFタイプ」が主流で、日本のプラグを使うには変換プラグが必要です。フランスやドイツなどで使われている「Cタイプ」とも形が違うので注意しましょう。電圧は230Vで、日本の100Vより高くなっています。
最近のスマートフォンやパソコンの充電器は100〜240Vに対応しているものが多く、変圧器はいらない場合がほとんどです。ただし、日本国内専用のドライヤーやヘアアイロンを持っていく場合は、変圧器が必要になります。
- ロンドンの地下鉄やバスは、どうやって乗ればいいですか?
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タッチ決済に対応したクレジットカードや、Apple Pay・Google Payを設定したスマートフォンを、改札やバスの読み取り機にかざすだけで乗れます。オイスターカードを買う必要はありません。
1日の運賃には上限(デイリーキャップ)があり、何回乗っても一定の金額以上はかかりません。乗るときと降りるときは、同じカード(同じスマートフォン)をタッチするようにしましょう。
- ヒースロー空港から市内へは、どうやって移動するのがおすすめですか?
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速さを重視するならヒースロー・エクスプレスがおすすめです。パディントン駅まで約15分で、30日以上前に予約すると片道10ポンド〜で乗れます。ホテルの場所によっては、乗り換えなしで中心部の駅へ行けるエリザベス線(片道15.50ポンド)や、料金が安い地下鉄ピカデリー線(片道5.90ポンド)も便利です(2026年10月現在)。
まとめ
この記事では、ロンドン旅行の準備リストとして、出入国関連・予約関連・支払い・保険関連・通信関連・持ち物・アプリ関連の6つのカテゴリについてご紹介しました。
イギリスに観光で入国するときは、ビザはいりませんが、出発前にETA(電子渡航認証)の取得が必要です。申請は公式アプリ「UK ETA」か、イギリス政府の公式サイトから行い、申請代行サイトや偽サイトにお金を払わないよう注意しましょう。
現地では、大英博物館やアフタヌーンティーなどを事前に予約しておくと、限られた時間を有効に使えます。ヒースロー・エクスプレスは30日以上前の予約で早割が使えるので、フライトが決まったらあわせて予約しておくとお得です。支払いのメインはタッチ決済対応のクレジットカードにして、ポンドは少額だけ用意しておけば安心です。
旅行のスタイルによって、必要なものは少しずつ違います。この記事のチェックリストを参考に、ご自身に合った準備を進めてみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました!

